業務で Elixir を使ってみるぞ、という話です。なにはともあれ名前をつけましょう。
コードネーム
これがないと盛り上がりません。Elixir はどうやら Final Fantasy 系のキーワードを使うようです。大学院生のころにFF4やFF5あたりをやりました。でも、そんなにゲームにのめり込むタイプじゃないのでピンとくるのがないので困ります。一つ印象的なのが「せっかく新しい武器を手に入れたのに、使ってみても相手のダメージが 1 にしかならない」やつです。縁起が悪いからと周辺には反対されました。でも使います。
コードネームは ex-caliper です。
英語で X は「バツ」の意味、つまり ex-hogehoge で「元hogehoge」の意味になります。例えば別れた元妻のことを ex-wife なんて言います。まさに日本語で言うところの「バツイチ」な感じです。Elixir 系のプロジェクトは ex つけるみたいなので excaliper から ex を分離すると caliper が残ります。
はて caliper ってなんでしょう? 調べると、長さを計測する器具を全般に言うらしいです。ノギスなんかも Caliper というみたいです。さらに日本語でいうところのコンパス、それも円を描くほうじゃなくて長さを取り出す二股の針2本の計測器具も Caliper1 って言うらしいです。
とすると ex-caliper は「元コンパス」ってことになりゃあしないでしょうか。つまり、使われなくなって機能を失った caliper を ex-caliper と言うだろう、と。
写真は古参のエンジニアに頼んで使い古したコンパスを撮影してもらったものです。これ、ex は X の発音であるというのにもかけて X 状にしてあります。
さあ、これで準備ができました。
参考文献
以下で Inside caliper や Outside caliper を見て下さい。ちなみにいわゆるノギスは Vernier caliper って呼ぶようです。