こんにちは。もう12月になってしまいましたね。
今年もアドベントカレンダーの時期がやってきました。初日は軽めの内容でいきます。
先日、コードレビュー中に 整数値がアンダースコアで区切られているコード に出会いました。
N := 1_000_000
「え、なにこれ?」となったのですが、調べてみると 人間が読みやすいように数字を区切れる機能 でした。
🔍 Python の例
100万を通常の書き方とアンダースコア付きで書いてみます。
# 通常の整数値
default_n = 1000000
# アンダースコアを使用した表記
underscore_n = 1_000_000
if default_n == underscore_n:
print("same value")
print(f"default_n: {default_n}, underscore_n: {underscore_n}")
# 出力結果
same value
default_n: 1000000
underscore_n: 1000000
完全に同じ値として扱われます。確かに 三桁区切りのほうが人間には読みやすいですね。
とはいえ、実務で桁数の大きな値をベタ書きする機会は多くないので、出番は限られるかもしれません。
それでも、こういう知らない書き方にふと出会うと楽しいですね。
🔧 どの言語で使えるの?
実は、多くのモダン言語がアンダースコアによる数値区切りをサポート しています。
公式ドキュメントなどはこちら:
Java
PHP
Rust
TypeScript
最後に
以上です。適当なプロダクト開発をする際に共同開発者へアピールしてみてください。
明日以降もニッチな内容を投稿する予定なので気が向いたら見てください。