はじめに
Pylance の Go to Definition の UX が非常に良く、Antigravity でも導入したかったのですが、
結論として 現時点では利用できない ことが分かり、妥協案を見つけることにしました。
また、既存のブログでは様々な方法で代替案が紹介されていましたが、しっくり来なかったので共有します。
背景
Pylance は Microsoft 製の拡張機能であり、
公式の VS Code 上では利用できますが、fork されたエディタ(Cursor や Antigravity)では利用できません。
以前は利用できていた時期もあったようですが、
現在は ライセンス(権利)周りの理由で Microsoft 側が利用を制限している ようです。
ない……。悲しい。
試したこと
注意
これから紹介する内容は、最終的に「うまくいかなかった方法」です。
同じことを試して時間を浪費しないために記録として残します。
その1 vsix 経由での Pylance インストール
Antigravity は VS Code の fork であり、
内部の VS Code バージョンが古いため、Pylance のインストールに失敗しました。
その2 VS Code にインストールされている Pylance を直接利用する
- VS Code の拡張機能は以下のディレクトリに配置されています。
cd ~/.vscode/extensions
cp -pr ~/.antigravity/extensions
結果としては、特に反応はなく、Antigravity の拡張機能一覧にも表示されませんでした。
(まあ、そりゃそう)
antigravityでpylanceを使えるようにするには
理論上考えられる方法は以下です。
1. Antigravity と互換性のある Pylance をインストールする
方法:
- Antigravity が どの VS Code バージョンを fork しているか を特定
- そのバージョンに対応した Pylance を .vsix で入手
- 手動でインストール
ただし、課題として
- Antigravity がアップデートされたら使えなくなる可能性が高い
- Marketplace では最新版の Pylance しか入手できない
- URL 直打ちで過去バージョンを取得できそうだが、Microsoft 側が容認している方法とは思えない
このように不明点が多く、不安定すぎるため、筆者はこの方法を試す気になれませんでした。
2. Microsoft が fork 先での Pylance 利用を許可するのを待つ
現状、これが唯一の正攻法だと思います。
妥協案
とはいえ、Antigravity には移行したいですし、
VS Code と併用する運用はさすがに不便です。
そこで Pylance の利用は潔く諦めて、jedi を使う ことにしました。
Pylance ほど強力ではありませんが、Go to Definition は諦める代わりにFind All Referencesを利用するという割り切りで我慢します。
さいごに
エディタの移行は時間がかかるので辛いです。
TypeScriptの挙動もおかしいので、時間あるときに調べます。

