年末は、何かと Amazon や楽天で買い物する機会が増えます。
これ、便利だからついつい買っちゃうというのもあるんですけど、お金を使う感覚が薄い ってのもあると思うんです。
お金の感覚
クレジットカードや電子マネーも、現金を直接授受した取引に比べ、お金を使った感覚が薄い とよく言われます。
しかし逆に、現金だと財布を見て『まだあるぞ』と安心して紐が緩んでしまう感覚もあります。
お金の感覚って、なんだろう。
MoneySence
ということで、実験としてこんな拡張を作りました。
何をしているかというと、金額の下に、紙幣・硬貨で支払った場合どうなるのか を表示しているだけ。
ちなみに、楽天も対応してます。
使ってみてどうだったか
数字の魔術が解ける
数字とは感覚が明らかに変わります。
数字の持つ連続性みたいなものが無くなって、非連続な感覚になります。
5 の凄さ
数字だけの場合、パッと見で桁がいくつなのかが大きな影響力を持ちます。
その為、真ん中の 4 ~ 7 辺りの間隔が少し狭く感じるような錯覚に陥ります。
しかし、5000円, 500円があることで、0 ~ 4 までの感覚で比較できるため、金額の中だるみがありません。
1 万円の特別感
完全に見ている品物によるんですが、諭吉さん の存在感を大きく感じます。
30,000 円と諭吉三枚だと、諭吉三枚の方が高く感じます。
感想
とりあえず、感覚が面白かったのでもう少し使ってみます。
現金主義かそうでないかでも、感じ方は違いそう。
また、人様のサイトに手を加えている関係上、検証をしっかりしたいということもあり、ストアへの登録は行っていません。
Github にはソース置いておくので、試したい人は自己の責任のもとで試してみてください。
謝辞
この適度に抽象化された紙幣・貨幣のイメージは以下から頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
以上、今年外せない FinTech に関する記事でした。