EV3 classroomでデイジーチェーン(daisy chain)
デイジーチェンとは…
EV3本体を2個つなぐことで、ポート数を増やすこと。
方法
1.USBでEV3本体どうしを接続する。(4台まで、Bluetooth,Wifiでできる可能性あり)
2.レイヤー番号"1"のEV3をPCに接続(レイヤー番号は上の写真の左から1,2,3,4)
3.ポートの指定には変数を使います。公式は"レイヤー番号×100+ポート番号"
注意
- モーターのポートの番号はA→1, B→2, C→3, D→4
- 移動ブロックで使用できるモーターは、1層につき1組のみ
- 移動ブロックの場合、右側のモーターポートに変数を追加するだけ
使ってみた感想
教育版EV3ソフトウェアだと、どのレイヤーにどんなセンサーないしモーターが繋がっていて、どんな値なのかを随時確認できる。だが、Classroomだとそれができないのだ。
プログラムをする側からするとこれはかなり痛い。
つまるところ、デイジーチェーンを使いたければClassroomではなく、教育版EV3ソフトウェアを使うのが無難だろう。また、Multiplexerを使うのも1つの手だろう。
参考文献:
https://ev3lessons.com/en/ProgrammingLessons/advanced/scratch-DaisyChain.pdf
https://afrel.co.jp/archives/22929