メモリマップを効率よく作る
シーケンサやPLCのデバイスメモリマップを作成するのにエクセルを使用する場合が多いと思います。今回はDxxxx,Mxxxxといった文字をはじめにつけた数字の入力方法を紹介いたします。
普通のエクセルシートです.
エクセルの初歩の初歩ですが,1ずつ加算された値を順に並べていくときは図のようにするか,セル右下を下にドラッグしますよね.
ここまでは当たり前の話です. では次のような値を同様にするとどうなるでしょうか. データレジスタのD0です.
正解は以下のようになります.
D1になってほしいところですが,残念ながらD0は文字列として認識されているため算術的に加算することができません. かといっていちいちD1 ,D2...と打っていくのは賢明ではありません.
解決策
D0のセルを右クリック→セルの書式設定→ユーザー定義
押してみるとこのようになっていると思います. この種類を以下のように変更して下さい。
この時の0000は表示できる桁数を示します. ""で囲った部分は自由に変更可能です.内部リレーならばMにしてください. 書き換えられたらOKを押してください.
そして先ほどのセルに「0」といれてみてください.