Raspberry Piを使っていて容量の少ないSDカードへのクローンを作る必要があったのでその時のメモです。今回はUbuntu MATEが入ったSDカードを32GBから16GBにコピーしたいと思います。
環境はUbuntu 18.04.1 LTS 使用するのはGParted,ddです。
ソースカードのパーティション縮小
32GBのSDカードをつかっているとはいってもすべての容量を埋めてしまっているわけではありません。
使っていない領域を縮小させます。
GPartedをインストールします。
sudo apt-get install gparted
Raspberry Piにつかっていたカードを読み込みます。
df
より
/dev/sdd1 64456 21480 42976 34% /media/yoshiki/PI_BOOT
/dev/sdd2 29717276 6055328 23645564 21% /media/yoshiki/PI_ROOT
と認識されました。
GPartedを起動します。
sudo gparted
起動すると
のような画面が表示されます。
リサイズするためにアンマウントをします。
ext4を右クリック
アンマウントを選択
再度右クリックしリサイズ/移動を選択します。
このような画面が出てくると思うので
ターゲットの容量に収まるようなサイズを指定します。
指定後右下のリサイズ/移動を押します。
このままでは反映されていないので画面上緑のチェックマークを押し適用させます。
リサイズ後再度
df
よりサイズを確認します。
/dev/sdd1 64456 21480 42976 34% /media/yoshiki/PI_BOOT
/dev/sdd2 12972360 6054200 6901776 47% /media/yoshiki/PI_ROOT
縮小されました。
ddでコピー
パーティションサイズが縮小できたならば
sudo dd if=/dev/(縮小させたカード) of=/dev/(ターゲットカード) bs=10M
を実行し待ちましょう。クローンが作れます。