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クラウド環境でQiskitを使う手順 (Google Colabの場合)

Last updated at Posted at 2024-08-04

Google Colaboratory などのクラウド環境でQiskitを使いたい場合の手順です。

ご注意:クラウド環境では、毎回、Qiskitのインストールが必要になってしまうので、ご自身のパソコンにQiskitをインストールして使うことをおすすめしています。インストールの手順はこちら(macOS版Windows版)をご覧ください。
また、Google Colabでは毎回Qiskitのインストールが必要ですが、qBraidの場合はインストールは必要ありません。「qBraid LabでQiskitを使う手順」をご参照ください。

1. クラウド環境へのログイン

Google Colabratory を例に紹介します。ブラウザーを開き、 https://colab.research.google.com/ のサイトに入り、右上の「ログイン」からログインします。
image.png

2. ノートブックを開く

以下のいずれかの方法で、ノートブックを開きます。

  • 左下の「+ノートブックを新規作成」をクリック。
    image.png
  • 上記のウィンドウが出てこなかった場合、左上の「ファイル」→「ノートブックを新規作成」をクリック。

3. Qiskit をインストール

以下のコマンドを最初のセルに入れて、「Shift」+「Enter」で実行します。Qiskitと関連ライブラリーがインストールされます。

!pip install qiskit qiskit-ibm-runtime jupyter qiskit-aer qiskit[visualization]

4. Qiskit で Hello world

続けて、QiskitのHello worldを実行して、Qiskitが正しく動くか確認してみましょう。
Qiskit公式ドキュメントのHello world から最初のセルのコードをコピーします。
image.png

ノートブックの次のセルに貼り付け、「Shift」+「Enter」で実行します。
image.png

正しくQiskitが動いている場合は、以下の回路図が出力されます。
image.png

5. 次にQiskitを使う場合

次にQiskitを使う場合や、新しいノートブックを立ち上げた場合、上記の1〜3の手順を毎回行います。

以上です!

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