Google Colaboratory などのクラウド環境でQiskitを使いたい場合の手順です。
ご注意:クラウド環境では、毎回、Qiskitのインストールが必要になってしまうので、ご自身のパソコンにQiskitをインストールして使うことをおすすめしています。インストールの手順はこちら(macOS版、Windows版)をご覧ください。
また、Google Colabでは毎回Qiskitのインストールが必要ですが、qBraidの場合はインストールは必要ありません。「qBraid LabでQiskitを使う手順」をご参照ください。
1. クラウド環境へのログイン
Google Colabratory を例に紹介します。ブラウザーを開き、 https://colab.research.google.com/ のサイトに入り、右上の「ログイン」からログインします。
2. ノートブックを開く
以下のいずれかの方法で、ノートブックを開きます。
3. Qiskit をインストール
以下のコマンドを最初のセルに入れて、「Shift」+「Enter」で実行します。Qiskitと関連ライブラリーがインストールされます。
!pip install qiskit qiskit-ibm-runtime jupyter qiskit-aer qiskit[visualization]
4. Qiskit で Hello world
続けて、QiskitのHello worldを実行して、Qiskitが正しく動くか確認してみましょう。
Qiskit公式ドキュメントのHello world から最初のセルのコードをコピーします。
ノートブックの次のセルに貼り付け、「Shift」+「Enter」で実行します。
正しくQiskitが動いている場合は、以下の回路図が出力されます。
5. 次にQiskitを使う場合
次にQiskitを使う場合や、新しいノートブックを立ち上げた場合、上記の1〜3の手順を毎回行います。
以上です!