概要
IKSおよびOpenShiftのトラブルシューティングにデバッグツールの導入が必要になることがあるため、インストール方法を記載する
インストール前の確認
クラスタに導入されているツールの一覧を確認
デバッグツールはまだ入っていない
% ibmcloud ks cluster addon ls -c co9j451t0t7uxxxxxxx
OK
Name Version Health State Health Status
vpc-block-csi-driver 5.1 normal Addon Ready. For more info: http://ibm.biz/addon-state (H1500)
デバッグツールが入っていると下記のような一行がある
Name Version Health State Health Status
debug-tool 2.0.0 normal Addon Ready
インストール
インストール手順はこちらのドキュメントを参照
手順①
Kubernetes クラスター・コンソールで、デバッグ・ツール・アドオンのインストール先のクラスターの名前をクリック
クラスタ一覧から、デバッグツールを導入する対象を選択
手順②
「診断およびデバッグ・ツール」 カードで、 「インストール」 をクリック
概要を選択
診断およびデバッグ・ツールのエリアから、インストールを選択
手順③
ダイアログ・ボックスで、**「インストール」**をクリックします。 アドオンがインストールされるまでに数分かかることがあります。 アドオンのデプロイメント時によく起きる問題の解決方法については、アドオンの状態と状況の確認を参照してください。
バージョン確認画面が出るので、再度インストールを選択
しばらく時間がかかるので待つ
% ibmcloud ks cluster addon ls -c co9j451t0t7uxxxxxxx
OK
Name Version Health State Health Status
debug-tool 2.0.0 - Enabling
インストール完了を確認
% ibmcloud ks cluster addon ls -c co9j451t0t7uxxxxxxx
OK
Name Version Health State Health Status
debug-tool 2.0.0 normal Addon Ready. For more info: http://ibm.biz/addon-state (H1500)
手順④
Diagnostics and Debug Tool カードの**「ダッシュボード」**をクリックします。
手順⑤
デバッグ・ツール・ダッシュボードで、実行する個々のテストまたはテストのグループを選択します。 潜在的な警告、エラー、または問題を検査するテストもあれば、トラブルシューティング中に参照できる情報を収集するだけのテストもあります。 各テストの機能について詳しくは、テストの名前の隣にある情報アイコンをクリックしてください。
ツール画面が表示される
手順⑥
「実行 (Run)」 をクリックします。
情報収集したい項目にチェックをいれRunを選択
手順⑦
各テストの結果を確認します。
選択したeventsのログが確認できる
コマンドで実行したのと同じように確認が可能
% kubectl get events -A
NAMESPACE LAST SEEN TYPE REASON OBJECT MESSAGE
ibm-observe 4m34s Warning FailedScheduling pod/sysdig-agent-flhz6 0/2 nodes are available: 1 Insufficient cpu, 1 Insufficient memory. preemption: 0/2 nodes are available: 2 No preemption victims found for incoming pod..
ibm-observe 3m14s Warning BackOff pod/sysdig-agent-node-analyzer-59hzd Back-off restarting failed container sysdig-benchmark-runner in pod sysdig-agent-node-analyzer-59hzd_ibm-observe(ac5d6cf2-74b1-4f2e-8e90-bb0e294b6764)
ibm-observe 14m Warning FailedScheduling pod/sysdig-agent-node-analyzer-gtp7h 0/2 nodes are available: 1 Insufficient memory. preemption: 0/2 nodes are available: 2 No preemption victims found for incoming pod..