目的
IBMCloudのVPC環境にてIKS/ROKSクラスタ作成時に必要な権限について整理する
最低限のアクセス権限
クラスタ作成時に必要な権限については、以下のドキュメントにまとめられている
しかし、実際にはログ機能なども利用することが多いため十分ではない
クラスターを作成するための許可
この状態の場合、以下の4つの機能はOFFにしなければクラスタの作成はできない
権限の追加(Activity tracking)
アクセスポリシーに以下の二つの権限が必要
・IBM Cloud Activity Tracker with LogDNA
・Activity Tracker Event Routing
サンプル(適用が必要な権限については、ドキュメントで確認して適用する)
また、今後はActivity Trackerがサービス終了するため、Cloud Logに移行される。
従って、Cloud Logのインスタンスでも良い。その場合、以下の権限が必要となる
権限の追加(Logging)
アクセスポリシーに以下の権限が必要
・Log Analysisログを管理してアラートを構成するための許可を付与する
権限の追加(IBM Cloud Monitoring)
アクセスポリシーに以下の権限が必要
・Monitoring IAM によるアクセス権限の制御
サンプル(適用が必要な権限については、ドキュメントで確認して適用する)
権限の追加(Workload Protection)
アクセスポリシーに以下の権限が必要
・Security and Compliance Center ワークロード保護 IAM によるアクセス権限の制御
サンプル(適用が必要な権限については、ドキュメントで確認して適用する)
権限の追加(Internal registry/Cloud Object Storage instance) ROKSのみ
アクセスポリシーに以下の権限が必要
・Object Storage IAMの概要
サンプル(適用が必要な権限については、ドキュメントで確認して適用する)