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Cloudflare Area 1 Email Security で M365 向け Retraction 設定を行う

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目的

Cloudflare Area 1 Email Security を Journaling/BCC モードでセットアップする場合、メール脅威の隔離に API Retraction が設定できます。

Area 1 で判定した脅威分類別にアクション強度を設定でき、Microsoft Graph API と連携してメール操作を行います。

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API Retraction 設定

具体的な設定ステップは以下の通りです。

認証を追加します。

image-20230125011907113

権限を許可します。

image-20230125012001741

コメントと対象ドメインを選択します。

image-20230125012126532

以下のように正しく構成されたリストが確認できます。

image-20230125012242953

Area 1 で判定した脅威分類別にアクション強度を設定できます。

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テスト

私がテストを行った限りでは、一度受信して Inbox に入ってから隔離処理が行われるまで数秒〜10秒以内程度といったところでした。

Area 1 で実施する脅威判定処理自体もその中で行われており、分析も高速に行われることがわかります。

threat_analytics_speed

ジャンクメール

迷惑メールフォルダ内で確認できる。

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ソフト削除(ユーザーによりリカバリ可能)

ユーザのゴミ箱フォルダからさらに削除された状態として確認できる。

image-20230205012030018

image-20230205012243237

ハード削除(管理者によりリカバリ可能)

ユーザーフォルダからはメールの確認ができず、管理者によって eDiscovery 機能を使って復元が可能です。

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手動 Retraction

手動での Retraction 操作も可能です。

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