はじめに
この記事は グロースエクスパートナーズ Advent Calendar 2025 の25日目、いよいよ最終日の記事です。
みなさん、「成長」はできているでしょうか?
かつてのような「右肩上がりの成長実感」が消え、漠然とした焦りを感じることはありませんか?
私はエンジニア6年目でまさにその「焦り」を感じています。
今回は、私が直面している「焦り」と、立ち止まって考え直した打開案について、主観たっぷりにお話ししようと思います。
1. 30歳を目前にした「焦り」
エンジニアとしての1〜3年目は、「右肩上がりの成長」を実感できる時期です。
昨日まで知らなかった技術を知り、書けなかったコードが書けるようになる。目の前のタスクをこなすだけで、新しいスキルがどんどん追加されていく。この時期の成長は、非常に分かりやすいものだと思います。
しかし、4年目を過ぎた頃に状況が変わります。
一通りの開発フローを理解し、設計の勘所も分かり、後輩の育成も任されます。自信が芽生えつつあるも、仕事の領域は拡大せず、「以前ほど劇的な成長ができていないな」という感覚に陥ります。
さらに、30歳という節目が近づくにつれ、「今のままで、思い描いていた理想に辿り着けるのだろうか?」という理想と現実とのギャップを感じるようになります。この、できることが増えたはずなのに感じる停滞感こそが、私が直面している「焦り」の正体なのだと感じています。
2.停滞感を感じる3つの要因
停滞感を感じる要因は3つあると思います。
仕事の変化
お客さんとの直接のやり取りや、マネジメント業務に費やす時間が増えます。その反面、プレイヤーとして技術的なタスクに取り掛かる時間が減るので、スキルに不安を感じるようになります。また、マネジメント業務は効果が見えづらく、フィードバックも得にくい部分があり、成長実感が湧きづらい分野だと思います。
プライベートの変化
結婚や育児などのライフイベントが増え、仕事以外に考えるべきことが増えてきます。プライベートの時間を技術の勉強に費やしているエンジニアは多いと思いますが、その時間捻出も難しくなります。
ロールモデルの変化
1~3年目の頃は、身近な先輩をロールモデルとすると思いますが、4年目以降はマネージャーやエキスパートの先輩をロールモデルとします。優秀なマネージャーの仕事量やエキスパートの高度な知識を目の当たりにすると、自身との遠すぎるギャップを感じるようになります。
3.成長の停滞を打破する案
停滞の要因は4年目以降におきる変化が要因だと述べました。その停滞を打破するためには、1~3年目とは違ったアプローチをとる必要があるとおもいます。
人生の目的を再考してみる
ライフステージとともに、優先することは変わってきます。そこに注力していない限り、成長は感じられないのかなと考えています。
私は1~3年目の時は、とにかく「成長」を追い求めていました。土日を資格勉強に時間を費やしたりしていました。しかし、あるとき資格取得の意味を見出せなくなるタイミングがありました。ふと立ち止まって自分のやりたいことを考えたときに、今は「プライベートの充実」や「実践的な仕事のスキル」を求めているのだなと改めて気が付きました。つまり努力の方向性が違っていたのです。
就活の時にやっていた「自己分析」的なことをしてもよいと思います。一度立ち止まって今の自分が必要としている「成長」を考えてみてはいかがでしょうか。
環境を変えてみる
環境が変わると人は成長すると言われます。
私も新卒から5年間働いた案件を離れ、新しい案件に参画したタイミングで、強烈な成長実感を得ることができました。
ただ、いきなり環境を変えるのは大きな負荷にもなります。少しの変化でもよいと思います。例えば、社内の勉強会を主催してみるなど、一歩踏み出してみるのが良いと思います。
理想を低く持つ
マネージャーやエキスパートで圧倒的に活躍している人は、才能があったり、とんでもない努力(本人は努力に思っていないのかもしれない)をしている人だと思います。そんな模倣困難性が高い人を目指すのは、途方もない時間が必要です。
そんな方々と比較して自尊心を損なうくらいなら、いっそ線を引いて、自分ができることを積み重ねていくのが良いと思います。
終わりに
本稿では、6年目のエンジニアが感じた「焦り」と、それを解消するためのアクションについて書きました。
「最近、成長できていないな」と停滞を感じるのは、仕方がないことなのかもしれません。そんな中でも、あらたな方向性をみつけて、それに向けて努力することで停滞は打破できるのかなと思います。