前提
- ArchLinux (Jun 2014)
概要
非力なRaspberryPiをなんとか高速化するためオーバークロックする。RaspberryPi model A, model BともにARM1176JZ-Fを700MHzで動作させている。オンボードチップの動作保証温度は以下のとおり。
チップ | 用途 | 温度 |
---|---|---|
Broadcom BCM2835 | CPU, GPU, DRAM, SDIO | -40℃ 〜 85℃ |
SMSC LAN9512-JZX | Ethernet, USB | 0℃ 〜 70℃ |
ちなみに、ケースに入れて使っていると45℃〜60℃くらい。ケースなしで50℃くらいで動作しています(vcgencmdで確認)。
/opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp
/boot/config.txtの書き換え
起動時の設定ファイルにより動作クロックを変更することが出来る。詳細についてはeLinuxの資料を参考にした。
デフォルトのCPUクロックは700Mhzであることがわかる。
/boot/config.txt
## Some over clocking settings, govenor already set to ondemand
##None
#arm_freq=700
#core_freq=250
#sdram_freq=400
#over_voltage=0
1GHzまでクロックアップするには次のようにする。
/boot/config.txt
##Turbo
arm_freq=1000
core_freq=500
sdram_freq=500
over_voltage=6
参考