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UbuntuにPostgreSQLをインストールしてリモートアクセスする

Last updated at Posted at 2021-04-25

環境

背景

IoTやAIの普及により大量データを様々な形式で管理することになるかと思います。
しかし、必ず整合性のとれたデータを管理する必要があります。
少なくとも処理ステータスやユーザー管理などシステムを管理するための情報は整合性を取る必要があります。
データを整合性をとって管理するためにはRDBの使用が必須になります。
本記事では、RDBの一つであるPostgreSQLのインストールからデータの登録までを説明します。

手順

  1. 【サーバー】PostgreSQLのインストール
  2. 【サーバー】postgresqlユーザーにパスワードを付与
  3. 【サーバー】サービス開始
  4. 【サーバー】Postgreプロンプトにアクセス
  5. 【サーバー】ロール(ユーザー)作成
  6. 【サーバー】データベース作成・権限付与
  7. 【サーバー】外部接続許可設定
  8. 【クライアント】PostgreSQLクライアントのインストール
  9. 【クライアント】Postgreプロンプトにアクセス

postgresqlのインストール

サーバー側のターミナルから下記コマンドを実行することでpostgreSQLがインストールできます。

sudo apt install postgresql postgresql-contrib https://qiita.com/SierSetup/items/041939690cea80c1b1d9

postgresユーザーにパスワードを付与

PostgreSQLをインストール直後はpostgresユーザー(スーパーユーザー)にパスワードが付与されていないので、下記コマンドを実行して付与します。

sudo passwd postgres

サービス開始

下記コマンドを実行してサービスを起動します。

/etc/init.d/postgresql start

postgreプロンプトにアクセス

下記コマンドを実行してPostgreプロンプトを起動します。

sudo -u postgres psql

なお、Postgreプロンプトを終了するときは下記コマンドを実行します。

\q

ユーザー作成

次に、外部からアクセスするようにユーザーを作成します。
Postgreプロンプトにて下記コマンドを実行します。

create role <ユーザー> LOGIN CREATEDB PASSWORD <パスワード>

データベース作成と権限付与

データベースを作成し、先ほど登録したユーザーがアクセスできるように権限を付与します。
Postgreプロンプトにて下記コマンドを実行します。

create database <データベース> owner <ユーザー>

外部接続許可設定

リモートアクセスする場合は下記サイトに設定下さい。
リモートアクセスが不要な場合は本処理は不要です。

postgresqlクライアントのインストール

クライアント側のターミナルから下記コマンドを実行することでpostgresql-clientがインストールできます。
サーバーとクライアントを分けない場合は不要です。

sudo apt install -y postgresql-client

postgreプロンプトにアクセス

サーバー側でサービスを起動後、クライアント側のターミナルから下記コマンドを実行することでPostgreプロンプトにアクセスできます。

psql -U <ユーザー> -h <URL or host名> -p <ポート番号> -d <データベース>

終わりに

以上でPostgreSQLのセットアップは終了になります。

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