環境
- Windows 11 (バージョン:22H2, OSビルド:22621.900)
- Power Shell 5.1.22621.608
バージョン確認:$PSversionTable
- Windows Terminal 1.12.10983.0
WSLにUbuntu20.04LTSをインストール
- [Windows Update の設定]で更新プログラムがあれば更新する。
- [Windowsの機能の有効化または無効化] > [仮想マシン プラットフォーム]にチェック > [OK] > [今すぐ再起動]
上記を実施しないと、自分の環境では、wsl --install -d Ubuntu-20.04
はタイムアウトエラーになりました。
■参考:https://zenn.dev/ohno/articles/1cb49d190af1f4 - [Windows PowerShell]を管理者として実行
- Windows PowerShell上で、
wsl --install -d Ubuntu-20.04
- Linux カーネル更新プログラム パッケージを適用(詳細は下記)
- Windows PowerShell上で、
wsl -l -v
にてインストールの確認
うまくいっていると下記のようになります。
PowerShell
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Stopped 2
Linux カーネル更新プログラム パッケージを適用
エラーWslRegisterDistribution failed with error: 0x800701bc
の対処法のため、wsl --install -d Ubuntu-20.04
にて、エラーが出ていなければ不要。
- エラーコード中のhttps://aka.ms/wsl2kernelをクリック
- ダウンロードした[wsl_update_x64.msi]を実行
3.再度、Windows PowerShell上でwsl --install -d Ubuntu-20.04
を実行。
■参考:https://qiita.com/hali/items/bf04a1e4012025a38d6b
Tips
- Ubuntu 20.04 LTS以外をWSLにインストールしたい。
- Windows PowerShellにて、
wsl --list --online
を実行。 - Windows PowerShellにて、
wsl --install -d <NAME>
-
<NAME>
:wsl --list --online
にて表示されたディストリビューション名。
-
- Windows PowerShellにて、
PowerShell : wsl --list --online
> wsl -l -v
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
'wsl --install -d <Distro>' を使用してインストールします。
NAME FRIENDLY NAME
Ubuntu Ubuntu
Debian Debian GNU/Linux
kali-linux Kali Linux Rolling
SLES-12 SUSE Linux Enterprise Server v12
SLES-15 SUSE Linux Enterprise Server v15
Ubuntu-18.04 Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04 Ubuntu 20.04 LTS
OracleLinux_8_5 Oracle Linux 8.5
OracleLinux_7_9 Oracle Linux 7.9
その他、wslコマンドは、wsl --help
にて。
-
[Windows Update の設定], [Windowsの機能の有効化または無効化]などの場所が分からない。
Windowsの検索窓より検索ください。
参考:https://remote.east-flets.net/faq/673 -
Windows PowerShellどこ。
参考:https://pc-karuma.net/how-to-open-powershell-in-windows-11/
おわりに
ご不明点等ありましたらお気軽にコメントにてお願いします。
※PowerShellは古かったので更新しました。
Invoke-Expression "& { $(Invoke-RestMethod https://aka.ms/install-powershell.ps1) } -UseMSI"