6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

名刺をデータ化していつでも検索できる仕組みを作ろう

Last updated at Posted at 2021-08-13

#取引先の連絡先を知りたいけど、連絡先がわからない事を解決したい
自分の仕事は何十もの取引先があり、百人単位の相手がいます。
昨日、「この人の連絡先知らない?」と先輩に言われて、メールの署名から探したのですが、読み返しても、署名が書いていない人でした。
でも「あの時名刺を貰ったな。どこに保管していたっけ?」と山積みになった名刺からその人を探しました。
#名刺をデータ化すれば解決するのでは?
考えてみると連絡先に限らず、品物を送るための住所を調べるのにも毎回名刺や、膨大なメールの中から検索している事に気が付きました。
これは無駄な時間ではないでしょうか。
Excelやメモ帳に記入する事もしていましたが、紙に書いてある事を転記するのは手間がかかるので、やりたくないし、つい忘れてしまいます。
そこでLINEのScan text機能を利用して、OCRでデータ化し自分自身のメールアドレスにとりあえず送っておき、データとして保管する仕組みを考えました。
#利用した機能
LINE
integromat
Gmail
#処理の流れ
##①LINEのSCAN textで写真を撮って、OCRの内容をintegromatに送ります。
【やり方について】
https://appllio.com/line-how-to-use-ocr
##②メールが届きます。
image.png
#integromatの設定
LINEのWatch EventsとGmailのSend an emailを利用しています。
image.png
##①Watch Eventsの設定
ChannelAccessTokenとUserIDをLINEDevelopersから取得し入力します。
image.png
WebhookのURLが発行されるので、LINE DevelopersにあるWebhook設定に発行されたURLを入力します。
image.png
##②Send an emailの設定
事前にGoogle Cloud PlatformでintegromatでGmailが利用できるように設定が必要です。
【手順】
https://www.integromat.com/en/help/connecting-integromat-to-google-services-using-a-custom-oauth-client
Toや見出し、Contentには2.Events[1]:Message:Text(LINE本文)を設定します。
image.png
うまく設定できるとメールが自動で送信されます。
#連絡先を検索する手間が無くなった
とりあえず自分のメールフォルダに名刺のデータを入れておくことにしました。
今後はそこで検索するだけで、連絡先や住所がわかるので、いちいち探す必要もなくなります。
今までは業務自体を改善する事を考えましたが、日常のちょっとした煩わしさをなくす事でやりたい事に注力できるはずです。

6
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?