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AI絵本を作成してみた話

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Udemyで学んだ「AI絵本作成」を実際にやってみた話 〜MidJourneyとChatGPTで挑戦して気づいたこと〜

経緯

会社でUdemyの定額プランを申し込めたので、せっかくなら学習しつつお金も稼げそうなことを学んでみようということで、AI絵本作成の講座を受講して実際に作品を作成してみることにした。

今回学んだUdemyの講座は以下である。
https://www.udemy.com/share/10b5f23@ppCZpN_V0HjS9uHzy92zBqLMfKu3XjO0GF-MTXOrxXJQls_B2NJUYlqzV5FN-ArVGQ==/

使用するにあたって、以下の有料機能が必要となる。

  • ChatGPTのプロライセンス(なくても進められるが、あった方が具体的な指示や回答精度が高いと感じた)
  • MidJourneyのアカウント使用ライセンス(月次で費用が掛かる)

私はずっと絵を描くことが苦手で、学生の時にサザエさんを描いたら「おでん君」といわれた過去を持っている。
そのため、絵本の作成やイラストを描くといった行為には苦手意識があった。

一方で、最近のAIはイラストも指示したとおりに描いてくれるという話を聞き、頭の中では物語のアイデアがいくらでも湧いてくるタイプだったので、「それに沿ったイラストを描いてもらえば、絵本が作れるのでは?」と思い立ったことがきっかけその二である。

そのような経緯から、Udemyで学習を始めつつ、実際に自分の絵本を作成し始めることにした。


学んだこと

1. 絵の精度に細かい部分までこだわらなければ簡単に絵本が作成できる

作成していく中でまず感じたのは、MidJourneyのプロンプトで指示できる範囲には限界があるという点である。

例えば、「ショッピングモールにいるクマとキリンとウサギのイラスト」を描いてほしいと考えて指示を投げたところ、どうしても「自分の頭の中で思い描いているような、全員がショッピングモールの中にいるイラスト」を正確に作成してはくれなかった。

基本的には、

  • ひとつのキャラクターが
  • どんな場所で
  • 何をしているか

といったレベルの指示がメインであり、登場する要素が多くなるほど精度が落ちてしまう印象があった。その結果、理想のイラストとは少し離れたものになってしまった感は否めない。

ただし、一つのキャラクターのみを選択して描いてもらう場合は、かなり忠実に作成してくれるため、その点はとても良いと感じた。


2. イラストの持ち越しが難しい

先ほど作成したクマを、別ページのイラストでも同じように使いたいと思った場合でも、どこかのパーツが前ページと違うクマになってしまうことが多かった。

絵本を見るのは基本的に子どもだと思うが、子どもは意外と細かいところまでよく見ている。

  • 「このクマ、前のクマと違う!」
  • 「どこでこのクマは出てきたの?」
  • 「前と同じクマなの?」

といった疑問を持たれたとき、絵本を買った人は「そういわれても…」と困ってしまうかもしれない。

このように、

  • 細かい部分まで同じキャラクターとして描き分けることが難しい
  • ページをまたいで同じイラストを「持ち越す」ことが難しい

という点も、大きな学びのひとつであった。


3. どうしてもイラストはAIが出力したものっぽさが残る

いくらAIが進化しているとはいえ、どこかAIが描いた絵特有の表現やイラスト技法が残るように感じる。

これは完全に主観的ではあるが、街中でも「これはAIが作成したイラストだな」と判別できることが増えてきているのではないだろうか。

もちろん「AIっぽさ」が悪いわけではないが、

  • 手描きのような自然さを求める人にとっては少し気になる点
  • 作品の雰囲気づくりにこだわる場合には考慮が必要なポイント

であると感じた。


試行錯誤した経験

1. MidJourneyのライセンスと枚数制限

MidJourneyのイラスト作成ライセンスは、一か月あたり3,000円弱である。
安くも高くもない絶妙な価格帯だが、一か月に出力できる絵の枚数に200枚までという制限がある。

「思っていたものと違うから、もう一度修正して…」と何度も繰り返していると、

  • 上限まであとどのくらいか
  • 無駄に消費していないか

といったことが気になり始め、プロンプトにあれもこれもと詰め込みすぎてしまい、かえって効率が落ちてしまうこともあった。

試行錯誤して自分好みのイラストを作っていく以上、ある程度の回数はどうしても必要になる。上限がどうしても気になる場合は、回数制限がない上位ライセンスを検討するのも一つの手だと思う。


2. MidJourneyに渡すプロンプト文が英語だった

もうひとつ試行錯誤の原因となったのが、MidJourneyへのプロンプトが英語である必要があったことである。

MidJourneyは現時点では日本語プロンプトに対応していないため、

  1. 日本語でイメージを考える
  2. それを英語のプロンプトに変換する
  3. その英語プロンプトをMidJourneyに渡す

という流れになり、結果として**AIに渡すプロンプトをChatGPTに作ってもらう(二度手間)**という状況になっていた。

英語がわかる人であればこの手間はある程度軽減できるが、そうでない場合は、
「AIに描いてほしいイメージをAIに翻訳してもらう」というひと手間が常につきまとう。


出来上がった作品

ここまで学んだことや試行錯誤について書いてきたが、実はまだ作品自体は完成していない。

MidJourneyでイラストを作成していたものの、どうしても思ったとおりのイラストが作成できなかったため、親族の中でイラストが描けて、かつ手が空いている人がいたので、その方にイラストを依頼している状況である。


感想・総括

今回の取り組みを通して感じたことは、次のとおりである。

  • お手軽に「完全に理想通りのイラスト」をAIに依頼することは、現時点ではまだ難しい
  • しかし、絵本のストーリーの骨組みを作ったり、全体の構成を考えたりすること自体はAIのおかげでかなり簡単になる
  • MidJourneyそのものは、今回の私の使い方と相性が悪かっただけであり、イラスト作成AIとしてのクオリティはとても高いと感じている

特に、

  • 「アイデアはあるけれど絵が苦手」
  • 「絵本づくりに興味はあるが、イラストのハードルが高い」

といった人にとって、AIを活用した絵本作成は十分に現実的な選択肢になり得ると感じた。

今後も、AIと人の得意な部分をうまく組み合わせながら、自分なりの作品づくりに挑戦していきたい。

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