概要
引き続き3分間ネットワークについて、
学習の備忘録を書いていきます。
今回は、少し少ないですが、
について振り返っていきます。
この第19回から、ついにこの3分間ネットワークの一番ボリュームのある、
レイヤ3であるネットワーク層
についての内容となります。
ここからこのレイヤ3について長々と解説が続くことになりますが、
実際に内容はとても面白いですし、非常に重要な内容となります。
ルータ
まず、レイヤ3のネットワーキングデバイス
であるルータ
の話になります。
以前のレイヤ1で出てきたハブ
と呼ばれるものであったり、
レイヤ2で出てきたブリッジ
、スイッチ
がありましたが、
これらを異なるネットワーク間に置いて、それらでデータの転送をになってもいいのでは、
と考えるかもしれませんが、実際、
ネットワーク間の通信においてはルータを経由する
というルールがあります。
このルータ
は、宛先への距離
であったり、
使用するメディアの転送速度
、トラフィックや信頼性
などを考慮し、
ベストとなるデータの転送経路をルーティング
する役割を持っています。
TCP/IP
TCP/IP
はネットワークを勉強するときに必ず出てくるプロトコルですが、
実際TCP
、IP
はそれぞれ代表的なプロトコルの名前で、TCP/IP
はもっと多くのプロトコルからなっています。
TCP/IP
意外でよく知られているのは、IPX/SPX
であったり、AppleTalk
です。
レイヤ3はパケットの転送
を受け持ちますが、その際に
- 論理アドレスを決定
- 経路を決定
- ベストエフォート型転送を行う
- コネクションレス型通信(事前に「送りますよ」「いいですよ」というような連絡はなし)
を行います。
パケット
レイヤ3は、レイヤ4から受け取ったセグメントデータに対して、
20〜60バイトのIPヘッダ
を先頭につけ、データをパケット
にして転送します。
このIPヘッダの中でも重要な論理アドレス
である、IPアドレスについて、次回からは詳しく解説されています。
今日は時間がないのでこの辺で、
おわり。