概要
11/16, 17日に銀座のキラリトギンザ 11階BINARYSTARにて、Epson主催のハッカソンが行われ、5人でチームを組んで行ってきたのでその結果と感想をまとめます。
内容
Epsonがプリンターを使った遠隔プリントのAPIを提供し、それを用いて自由にプロダクトを開発、発表して競うハッカソン。
大学生からなかなか年配のエンジニアの方まで、様々なバックグラウンドを持った人たちが50名弱集まり、15チームでそれぞれ思い思いのプロダクト作成。2日目には三分間の発表が与えられ、それで優勝、準優勝などを決定する審査が行われた。
感想
- 自分たちのチームはハッカソン初参加のメンバーで構成され、なかなか勝手がわからないことも多かったが、2日間通しで開発を進めるなかで、いろいろな学びがあった(学びについては別に下に書く。)。
- 初参加となったハッカソンが、このハッカソンであったことは運が良かった。理由は下にも書くようなサポートなどが手厚かったため。
- 運営の方達のサポートが手厚かったり、食事や飲み物、会場など豪華で、至れり尽くせりの2日間だった。
- 参加者の熱気がすごく、2割くらいの参加者が泊まり込みで開発をした。(自分たちも数名は椅子の上や小さなスペースで雑魚寝し、夜遅くまで頑張った。)
- - 音楽が大会中終始流れ、開発というよりも開発をしているお祭り、的な感じで楽しかった。
- 各チームのアイディアがとても面白く、ネタ的な開発をして会場を笑いに包ませるようなディベロッパーもいたし、我々のような割と現実的なアイディアで攻めるチームもあり、とても盛り上がった。
- 大会であるために順位はついたものの、各チーム素晴らしいアイディアと開発技術で非常に刺激になった。
結果
自分たちのチームはプリンターのシェアサービスを開発し、発表したが、賞の受賞にはいたらなかった。
優勝はプリンターを用いて人生ゲームをプロフィールから作るモバイルアプリを開発したチームだった。
このように、アイディアを元に、プリンターの新しい使い方をプロダクトに落とし込んだチームが高く評価されたように思う。
学びについて
2日間という短い中でプロダクトを一から作るに当たって、コーディングなどの技術力はもちろんいろいろと考えることがあった。しかし、それ以上に一人一人がフルに開発に携わり、チームで相乗的に開発していく難しさなどの方が学びが多かった。開発ツールの使い方によってもそれが決定されるし、開発中の振る舞いであったり、コミュニケーションであったり、お互いの信頼感であったり、リーダーシップの大切さなどを総合的に学ぶいい機会だったように思う。
以下、これからの細かい課題
- gitの使い方がまだ甘かった
- 開発に5割程度の時間、テストに3割程度の時間のゆとりのある計画になっていなかった
- プロダクトバックログをきちんと定義できていなかった
- バックログにいきなり新しいものが追加されたり、優先度が変更されたりした
- タスク(スプリント)バックログに明確に落とし込まれていなかった
- 各タスクにどれだけ時間がかかりそうか考えられていなかった
- フロントとサーバーサイドのテストが分けられていなかった
- 個々の機能単位でテストが出来ていなかった
まとめ
賞を受賞された参加者のみなさん、おめでとうございます!素晴らしかったです!
そしてこのような素晴らしいハッカソンを主催してくださったみなさん、運営に携わってくれたみなさん、そして2日間頑張った参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした!!また会いましょう!!
最後に2日間一緒にがんばったチームのみんな、お疲れでした。ゆっくり寝てください。
おわり