Terraform入門その一(インストール)
Terraform入門その二(AWSのEC2作成)[本記事]
Terraform入門その三(hello worldの表示)
Terraform入門その四(AWSのELB&ASGの導入)
前回Terraformのインストール方法を記述しました。
続きまして、AWSのEC2インスタンスの作成方法を記述します。
AWS側の設定
TerraformはAWS側のAPIを通じて、作業を行います。
そのため、事前にAWSユーザのAWS_ACCESS_KEY_ID
とAWS_SECRET_ACCESS_KEY
の情報を~/.aws/credentials
に入力しておいてください。
aws configure
コマンドで上記情報を登録できます。
参照:AWS CLI の設定
terraformドキュメントの作成
terraform
ディレクトリにて、main.tf
を作成し、下記を記述します。
provider "aws" {
# "default"は.aws/credentialsの情報を読み込みます
profile = "default"
# 東京リージョンを設定
region = "ap-northeast-1"
}
# resource "インスタンスの作成" "名前"
resource "aws_instance" "example" {
ami = "ami-04b2d1589ab1d972c"
instance_type = "t2.micro"
}
ami
の値は、EC2マネジメントコンソールで確認しています。
次にterraformの初期化を行います。
mbp:terraform mac$ terraform init
準備が整いました。下記コマンドでEC2インスタンス作成を実行します。
途中の選択肢にはyes
と入力してください。
mbp:terraform mac$ terraform apply
EC2のマネジメントコンソールでインスタンスの確認ができます。
タグの追加
EC2インスタンスの個々を区別するためにタグを使用するかと思います。
この追加もterraformを使用すると簡単に実行することができます。
main.tf
に以下を追加します。
# resource "インスタンスの作成" "名前"
resource "aws_instance" "example" {
ami = "ami-04b2d1589ab1d972c"
instance_type = "t2.micro"
# 追加分。tagのkey, valueを入力します
tags = {
Name = "terraform-example"
}
}
あとはコマンドで下記を実行するのみです。
mbp:terraform mac$ terraform apply
下記記事にて、立ち上げたインスタンスにapache
をインストールしてhello world
をブラウザに表示させる設定を取り上げています。
Terrafrom入門その三(hello worldの表示)