たとえば
user01が存在し、ホームディレクトリが
/home/user01
だとする。
FTP接続時のrootはuser01にしたい。
つまり、user01によるFTP操作は、ディレクトリuser01にのみ実施可能であり、
その他のディレクトリ(上位ディレクトリ)にはアクセスさせたくない場合。
vsftpd.conf に下記を追記する。そして vsftpdを再起動する。
#anonymous_enable=YES
anonymous_enable=NO
chroot_local_user=YES
allow_writeable_chroot=YES
なお、
allow_writeable_chroot=YES
が抜けていると、下記のエラーが出て接続できないので注意。
vsftpd: refusing to run with writable root inside chroot()