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SORACOM LTE-M Button powered by AWS を SORACOM LTE-M Button for Enterprise へ移行する -申請編-

Last updated at Posted at 2024-04-19

今回は3回シリーズで、 SORACOM LTE-M Button powered by AWS (通称あのボタン) から SORACOM LTE-M Button for Enterprise (通称しろボタン) への移行について記載しようと思います。

2024/04/24 Update!!!

  • 申請編 <- 今回ここ!
  • 移行確認
  • AWS Lambdaの移行

AWS IoT 1-clickのEOLが発表された。

さて、事の発端は、
昨年12月に(一部界隈で)衝撃的なニュースが流れたAWS IoT 1-click のEOL(End Of Life)のお知らせです。
届いたメールを見て、まじ?って思った一人です。

この時出されたスケジュール(上記サイトにも載っていますが)は、こんな感じでした。

  • 2023/12/15 : 未登録のボタンデバイスは登録できなくなる。
  • 2024/05/15 : AWSのマネージメントコンソール上で、設定変更が不能になる。
  • 2024/12/16 : サービス停止

このAWS IoT 1-click、日本国内では、おそらく、ソラコムさんが発売してる SORACOM LTE-M Button powered by AWS の利用が多いんじゃないかな?と思っております。
※すでに、新規販売停止されています。

私自身も3つほど保持しており、はてさてどうしたものかと思っておりましたが、
販売元であるソラコムさんでなんらかのアクションがあるんじゃないかな?と思いまして、それまで静観することにしました。

そろそろ設定変更できなくなるなぁ・・・なんて思いはじめていた
2024/04/16 に SORACOM LTE-M Button powered by AWS を **SORACOM LTE-M Button for Enterprise ** に移行できるという嬉しいお知らせが出ました!!!

移行に関してまとめると、こんな感じかなと。

  • SORACOMアカウントの契約者が日本の場合できる。
  • SORACOMのユーザーコンソールに登録済みのボタンだけ移行できる。
  • 毎月20日までに申請されたボタンが翌月初めに移行される。
    • ex) 2024/04/20に申請 -> 2024/05/01 に移行
    • ex) 2024/04/21に申請 -> 2024/06/01 に移行
  • 申請は2025/01/31までにと記載してあるので、以降の最終はおそらく2025/03/01(予想ですが)

ということで、早速3台中1台を移行してみることにしました。
残りの2台のうち、1つは実働中なので、ちょい待ち。
もう1台はとりあえず最後の日までそのままにしておきます。

移行申し込み

上記ページの 移行 のところに書いてある通りなんですが、やってみます。

SORACOMユーザーコンソールにログインします。右上に、SORACOMサポートのメニューがあるので、クリックします。
なお、カバレッジは日本にしておいた方が良さそうです。

メニュー

メニュー内の「お問い合わせ」をクリックします。

サポートのメニュー

サポートサイトが開くので、
「件名」および「説明」にSORACOM LTE-M Button powered by AWS の移行を希望しますとかSORACOM LTE-M Button powered by AWS の移行等を入力します。かけ離れた件名、説明にしない方が良さそうですね。

件名と説明

「言語」は日本語
「問い合わせのカテゴリ」はSORACOM LTE-M Button powered by AWS の移行を選びます。

カテゴリを変えると、
「下記の注意事項を確認して SORACOM LTE-M Button powered by AWS から SORACOM LTE-M Button for Enterprise への移行を申請する」というチェックと説明が出てくるので、確認の上、チェックします。

言語とカテゴリ

「移行する SORACOM LTE-M Button powered by AWS を指定する(オプション)」ですが、
全て移行する場合はチェックなしで進めます。今回は保有するボタンのうち、1つだけ移行したかったので、チェックを入れました。
移行デバイス

チェックを入れた場合は、製造番号を入れるテキストエリアが出てくるので、対象のボタンの製造番号(DSN)を入力します。
移行デバイスチェック

製造番号は、ボタンの蓋を開けた右下のDSNと書いてあるところにある英数字16文字の文字列です。
ボタン裏側

もしくは、コンソールのガジェット管理->LTE-M Button powered by AWS の一覧の製造番号以下にも記載があります。
ガジェット管理

ガジェットの画面で必要なDSNをコピーした方が楽かなと思います。

移行時にSIMグループの紐付けが必要な場合は、
「SORACOM LTE-M Button for Enterprise に移行時に使用する SIM グループ(オプション)」のテキストボックスにSIMグループのIDを入力します。
今回はSIMグループIDをセットせずに申請してます。
SIMグループ

約款の同意のチェックをしたら、送信ボタンを押して完了です。

問い合わせのチケット(サポートチケット)が作成されまして、
サポートサイトやメール(サポートサイトでチケット更新されるとメールが届く)で進捗を確認できます。
今回の場合は、

  • 受付確認
  • 受付完了

の連絡がありました。


今回は無事に申請受け付けてもらえたようなので、あとは翌月移行されるかを確認したいと思います。

2024/04/24 Update!

受付完了後、5/1(今回の場合)まで静観かな・・・移行したら連絡あるのかな?と思ったら、サポートチケットをクローズするよという連絡(仕組み上特に進捗ないと自動クローズになる)があり、
よくよくみると以下のような内容のメール(サポートサイトでもチケット更新あり)が届きました。

お世話になっております。
 
SORACOM LTE-M Button powered by AWS から SORACOM LTE-M Button for Enterprise への移行につきまして、移行申請いただいたデバイスの移行後の注意点についてご連絡いたします。
 
対象の SORACOM LTE-M Button powered by AWS は、移行完了後に下記の IMSI で SIM 管理画面からご確認いただけます。なお、移行実施・完了のご連絡は差し上げておりません。適宜 SORACOM アカウントにログインのうえ状況をご確認くださいませ。本メッセージの送信後、このサポートチケットはシステム上「解決済み」の状態となります。 

(その他注意書きあり)

ということで、

  • 移行実施・完了の連絡は来ない
  • 移行されたかは自分で確認してね!

とのことなので、
ドキドキしながら5/1を待ちたいと思います。


移行確認編に続く・・・。

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