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【2025年振り返り】ほぼ無料でAI駆動開発してWebアプリをリリースした話

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Last updated at Posted at 2026-02-18

はじめに

2025年、「AI駆動開発」という言葉が一気に広まりました。

「ClaudeCode最高!」「Cursor使えば爆速!」という声を横目に、私はずっと思っていました。

「でも、固定費増やしたくないんだよな……」

この記事は、そんな思想のもとで1年間AI駆動開発をやり続けた人間の、正直な振り返りです。
固定費なんてナンボでも下げてええですからねぇ。


作ったもの

PomodoroFlow — YouTube音楽と連動するポモドーロタイマー

YouTubeのURLを貼るだけで、好きな音楽をBGMにしながらポモドーロテクニックを実践できるWebアプリです。「既存のポモドーロアプリって、自分の好きな音楽流せないよね」という個人的な不満から作りました。

技術スタック

項目 技術 コスト
フロントエンド React + TypeScript + Vite 0円
ホスティング Cloudflare Pages + Functions 0円(無料枠)
DB / Auth Supabase 0円(無料枠)
ドメイン 独自ドメイン 有料(唯一の固定費)

インフラはドメイン代以外無料。一応黒字運用中です。
ここら辺の詳しい技術的な内容は割愛します。インフラコスト0にしたよ系の記事書いてる人結構多いし。
気概向いたら記事書きます。


2025年のAI活用、フェーズ別全記録

Phase 1:設計の壁打ち相手は ChatGPT O3

アプリ開発の最初のフェーズ、「何をどう作るか」の設計をChatGPT O3との壁打ちで固めました。

個人開発の辛いところって、「これでいいのか?」と確認できる人間がいないことだと思っています。AIはその壁打ち相手として本当に優秀で、「この設計どう思う?」「この方針の問題点は?」という問いに対して、それなりの精度で返してくれます。

壁打ちで出てきた構成をもとに、実装フェーズへ。


Phase 2:bolt.newで爆速MVP生成を試みた → 失敗した

設計ができたので、当時話題だった bolt.new でMVPをサクッと作ろうとしました。

結果:ローカルに持ってきたら動きませんでした。

「自分の使い方が悪かった」と思っています(いまも思っている)。ただ、どう使えばよかったのかが2026年になった今もわかっていません。(今後使う機会もなさそうではありますが、、、)

bolt.newを使いこなしている方、使い方を教えていただきたいです。本当に。


Phase 3:Cline + Gemini API無料枠 でペアプロ開発

bolt.newを諦めて、Cline(VSCode拡張のAIコーディングエージェント)での開発に切り替えました。

コスト構成はこちら:

Cline(VSCode拡張)     → 無料
Gemini API         → 無料枠内で運用

開発ツールの固定費:0円。

Clineとのペアプロは非常に快適で、「このコンポーネント作って」「このバグ直して」レベルの指示からでも、それなりに動くコードを出してくれます。

ただし、セキュリティ周りは自分の目で必ず確認していました。 AIが出したコードをレビューなしに本番に上げるのはさすがに怖かったので。


Phase 4:2025年10月〜 Codex CLI に乗り換えた

2025年10月ごろ、主力ツールを Codex CLI に切り替えました。

世間がClaudeCodeに熱狂するなか、私がCodexを選び続けた理由はシンプルです。

ChatGPT Plusの会員だから。

お金なんか使わなければ使わないほど、ええですからねぇ。

ClaudeCodeはMaxプランでもレートリミットに引っかかりやすいという話をよく聞きます。一方Codex CLIは、Plusプランで使っていてもレートリミットに全然引っかかりません(少なくとも私の使い方では)。

コスト構成の変化:

ツール 変更前(〜10月) 変更後(10月〜)
AIエージェント Cline Codex CLI
月額コスト 0円 変わらず(元々課金してたPlus代のみ)

現在使っているCodexの機能・コマンド:

  • 基本コマンド:/model, /review, /new, /compact, /approvals
  • Skills機能(最近使い始めた)
  • MCP連携:chrome-devtools, context7, serena

正直、まだ全然使いこなせていない感覚があります。おすすめの使い方や、参考になる記事・参加した方が良いLTやセミナー等々あればマージで教えてください。


2025年を通して気づいたこと

✅ AIは「壁打ち相手」として最強だった

設計フェーズで一番役に立ったのは、コードを書いてもらうことではなく、「この判断どう思う?」に答えてもらうことでした。

一人で個人開発していると、意思決定をすべて自分でしなければなりません。そこにAIという壁打ち相手がいるだけで、判断の質が上がった体感があります。

✅ 工夫すれば開発コストはほぼ0にできる

今年の構成:

フェーズ ツール コスト
設計・壁打ち ChatGPT O3 $20(Plus代)
MVP生成(失敗) bolt.new 0円(無料枠)
ペアプロ開発 Cline + Gemini API 0円(無料枠)
後半の開発 Codex CLI $20(Plus代)
インフラ全般 Cloudflare + Supabase 0円(無料枠)

唯一の固定費は ChatGPT Plus($20/月)のみ。

⚠️ 「コードを確認する時間」はゼロにならなかった

AIがコードをほとんど書いてくれるようになった結果、「コードを書く時間」は激減しました。

ただ、「AIが書いたコードを読む・確認する時間」は減りませんでした。 特にセキュリティ周りや、複数コンポーネントにまたがる変更は、自分で理解してからマージするようにしていました。

「AIを使えばコードを読まなくていい」は2025年時点ではまだ幻想だと思っています。


おわりに

2025年だけでAI駆動開発の進化のスピードが凄まじかったので、2026年はどうなるのか正直見当もつきません。ただ、「コストを下げながらどこまでできるか」を探るのは引き続き楽しんでいこうと思っています。

PomodoroFlowも引き続き育てています。よければ使ってみてください。

個人開発者の方、ぜひ繋がりましょう。
https://x.com/keni_1997
Xは、かなり低浮上ですが、、、(なんか個人開発とかAI系結構TLあれるんだよなぁ、、、)

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