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Microsoft Graph を使ってみよう : Graph エクスプローラー

Last updated at Posted at 2018-05-22

Microsoft Graph エクスプローラー

GUI を使って実際に Graph を触れるツールで、権限に応じたデータの操作が行えます。Graph エクスプローラーでは実際の組織にサインインして使うことも、サンプルを使うことも可能です。Office 365 を使っていない場合はサンプルを試してください。尚、サンプルを使った場合、データの取得のみが可能です。

レコードの取得

1. Graph エクスプローラー にアクセス。認証の箇所でサンプルが使用される旨表記あり。アドレスが https://graph.microsoft.com/v1.0/me/ のため自分のデータが取得される。「クエリを実行」をクリック。

Capture.PNG

2. サンプル組織の結果が表示される。MeganB@M365x214355.onmicrosoft.com として実行している模様。

Capture.PNG

3. アドレスを https://graph.microsoft.com/v1.0/users?$select=displayName,mail に変更して、クエリを実行。結果でユーザーの一覧が返ることを確認。

Capture.PNG

サンプルクエリの利用

Graph エクスプローラーでは自分でクエリを指定できるほか、サンプルクエリが用意されています。

1. サンプルクエリより、「自分の上司」を選択。選択と同時に実行される。

Capture.PNG

2. サンプルクエリは既定で「はじめに」や「ユーザー」が表示されているが、他のサンプルも表示可能。「サンプルをさらに表示」リンクをクリック。

Sketch.png

3. 試したいサンプルカテゴリを選択して、右上の「x」をクリック。

Sketch.png

4. 追加されたサンプルから任意のクエリをクリックして結果を確認。また各サンプルの右にあるドキュメントリンクをクリックすると、ドキュメントが開く。

レコードの更新

取得以外のクエリは、権限のあるユーザーで実際の組織にログインして行います。

1. 「Sign in with Microsoft」ボタンをクリックしてサインインを実行。

Capture.PNG

2. 必要なアクセス許可を求められるので、内容を確認して「承認」をクリック。
Capture.PNG

3. 既定のままクエリを実行して、自分のデータが取得できることを確認。

Sketch.png

4. HTTP Verb を GET から PATCH に変更し、要求本文を画面ショットのように設定後、クエリを実行。エラーが出ることを確認。これは権限が不足しているため。

Capture.PNG

5. エラーメッセージ内の「modify user permission」をクリックし、「Directory.ReadWrite.All」にチェックを入れる。「アクセス許可の修正」をクリック。

Capture.PNG

6. 自動でサインアウトが実行されるため、再度サインイン。その後 PATCH を再度実行。

Capture.PNG

7. PATCH を GET に変更してデータを取得。jobTitle が変更されていることを確認。

Capture.PNG

同様にレコードの作成や削除も試してください。

履歴

クエリの実行履歴も履歴の項目から確認が可能です。

オープンソース

Graph エクスプローラーはオープンソースです。是非 issue やプルリクエスト投げてください。

GitHub: microsoftgraph/microsoft-graph-explorer

まとめ

サインインしなくてもサンプルデータが使えることから、開けばすぐ試せる気軽さと、本当にデータ操作まで行える本格的な機能。また多くのクエリのサンプルもあるので学習には最適です。

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参照

Graph エクスプローラー

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