NetBeansをZip版でセットアップする方法(Windows向け)
NetBeansのインストーラーがうまく動作しない場合や、手動でセットアップしたい場合、Zip版を使用することで解決できます。この記事では、Zip版のNetBeansをWindows環境にセットアップする手順を詳しく解説します。
- Zipファイルの解凍
解凍先の選択
まず、NetBeansを配置するフォルダを選びます。以下の点に注意してください:
パスに日本語やスペースを含めないこと。
管理者権限を必要としないディレクトリであること。
例として、C:\NetBeansフォルダを作成します。
解凍
ダウンロードしたZipファイルを右クリックします。
「すべて展開」を選択します。
解凍先に先ほど作成したC:\NetBeansを指定します。
または、お好みの解凍ソフト(7-ZipやWinRARなど)を使用して解凍します。
- NetBeansの起動
実行ファイルの場所
解凍したフォルダ内のnetbeans\binディレクトリに移動します。
NetBeansの起動
netbeans64.exe(64ビットOSの場合)またはnetbeans.exe(32ビットOSの場合)を探します。
ダブルクリックして起動します。
3. ショートカットの作成(任意)
NetBeansをより便利に起動できるよう、ショートカットを作成します。
デスクトップへのショートカット作成
netbeans64.exeを右クリックします。
「ショートカットの作成」を選択します。
システムから「デスクトップにショートカットを作成しますか?」と聞かれた場合は「はい」を選択します。
ショートカットの配置
作成されたショートカットをデスクトップやスタートメニューに移動すると、次回から簡単に起動できます。
おわりに
これで、Zip版NetBeansのセットアップは完了です。必要に応じて以下の追加設定を行うと、より快適に使用できます。
JDKのパス設定:netbeans\etc\netbeans.confファイルでnetbeans_jdkhomeを設定します。
プラグインのインストール:必要なプラグインを追加でインストールします。
アップデートの確認:「ヘルプ」 > 「更新のチェック」から最新の更新プログラムを適用します。