2025年5月版:今注目のAIコードエディタ3選
AIの進化はIDEの補助を超え、今やIDEそのものになろうとしています。まだAIチャットにコードを貼り付けて回答をコピペしている人もいますが、これは既に時代遅れ。2025年5月時点で、AIを直接コードエディタに統合した開発環境が主流になりつつあります。
今回は特に注目されている3つのAIコードエディタをご紹介します:
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🚀 Windsurf:強力だが粗削りな部分も
WindsurfはスタンドアロンのエディタとJetBrains用プラグインを提供しており、Claude Sonnet 3.7やGPT-4.1など最先端のモデルと連携しています。ただし、JetBrainsとの統合にはやや不便があり、AIによる提案の取り消しや変更の反映がスムーズではありません。
2025年5月には独自モデル「SWE」も発表しましたが、精度はまだ今ひとつ。とはいえ、OpenAIによる買収により、今後の進化には大きな期待が寄せられています。
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⚡ Cursor:VS Codeベースの実用的なAIエディタ
CursorはVisual Studio CodeをベースにしたAI統合エディタです。プロジェクト全体を理解したうえでマルチファイルの編集や説明、リファクタを実行できる点が特長です。レスポンスも早く、VS Codeユーザーには非常に馴染みやすい構成です。
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🛠 JetBrains Junie:可能性はあるが課題も多い
JetBrainsが提供するJunieはIDEと深く統合されたAIアシスタントですが、実際には応答に数分以上かかることもあり、クレジット消費型の料金体系も割高に感じられます。今後の改善に期待がかかります。
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💡 結論:WindsurfとCursorを併用中
私は現在、WindsurfとCursorを併用しています。どちらにも得意分野があり、使い分けることで最大限の効果を発揮します。JunieもJetBrainsユーザーとして期待していますが、今はまだ本格的な導入は見送っています。