講座等での手順説明のストック用に作成しておきました。
基本的なことをベースに貯めていきます。
完成イメージ
メリット
- 様々なベクターデータの下敷きに一般的な地図が使えるため視認性が良くなる
目的
- QGISにおいてタイル地図を登録して使いやすくする手順の説明
使用環境
- QGIS Desktop 3.22
- Windows 10 / Mac OS(どちらも同じ)
手順
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QGISを立ち上げる
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国土地理院のこちらのサイトにアクセス
https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html -
使用前には利用規約を確認
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タイル一覧から使いたい地図を選択(今回は標準地図)
一つのリンクであるものの、ズームすればするにしたがって地図が切り替わる仕組みになっている(印刷時には最小/最大ズームレベルで調整できる)
要は縮尺に応じて荒い地図から詳細な地図まで自動で切り替わる感じ
ズームレベル データソース タイル画像ベース 5~8 小縮尺地図 500万分の1 9~11 小縮尺地図 100万分の1 12~14 電子国土基本図(一部、小縮尺地図(20万分1)の情報を含む) 500万分の1 15~17 電子国土基本図 - 18 電子国土基本図 - レベル18以降は拡大しても、そのものが大きくなるだけ
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ここのURLをコピー
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先ほどのウィンドウの中の必要箇所に記入とペースト
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OKを押すとこのように追加される
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早速ダブルクリックすると粗々の地図が表示される(時々表示されないときは、レイヤの方の標準地図の記載のところで「レイヤの領域にズーム」を押したり、マウスのスクロールボタン等で縮尺変更をしてみる)
最大のレベル18以上にズームしてもラスタのジャギーが大きくなる程度となる
印刷レイアウトはまた別の機会に