serposcopeとは
Windows、MacOS、linuxで動作するSEO順位チェッカー。
javaベースで動作する。(元々PHPで動作するソフトだったけれど、javaに移行された)
SEO検索順位チェッカーの老舗である「GRC」とは違い、無料で使えるのが特徴。
GRCも優秀なツールだが、以下の通り有料のツールなので、個人で試すにはつらいところです。
|ライセンス体系|URL数|検索語数|上位100追跡|利用期限|料金|
|:---|:---|:---|:---|:---|:---|:---|
|無料版|3URLまで|20個まで|2個まで|永久|無料|
|パーソナルライセンス|3URLまで|300個まで|3個まで|永久|4,930円|
ビジネスライセンス|無制限|無制限|無制限|1年間|9,860円/年|
それに対してserposcopeは登録キーワード件数、サイト数無制限かつ無料で使える上に、Linux上でも動作するWebベースのアプリケーションなので、場所を問わず順位確認が出来るのがありがたいです。
Windows、MacOSにインストールすることも出来ますが、パソコンが起動していないと自動順位チェックが出来ないので、AWS等のクラウドサーバ上にインストールして動作させると便利です。
AWS(Amazon Linux)にインストール
今回Amazon Linuxにインストールしてみます。
EC2インスタンスは動作している前提です。
jarファイルをダウンロード
serposcopeはjavaベースで動作するので、jarファイルをダウンロードします。
適当なディレクトリで以下のコマンドを実行してください。実行ユーザーはrootで実行しました。
(以下は/var/www/serposcopeディレクトリにダウンロード&インストールする例です)
sudo su -
cd /var/www
mkdir serposcope
wget https://serposcope.serphacker.com/download/2.6.0/serposcope-2.6.0.jar
実行
早速実行します。ダウンロードしたjarファイルをjavaコマンドで実行するだけです。
java -jar /var/www/serposcope/serposcope-2.6.0.jar
コマンドラインから叩くのも不便なので、service登録&chkconfigに登録しておくと便利です。
7134ポートの解放
serposcopeは7134ポートを使用したWebアプリケーションです。
EC2に紐付いているセキュリティグループのインバウンドルールの設定で、外部からの7134ポートを解放しておきましょう。
上記設定はすべてのネットワークからの接続を許可しています。必要に応じて送信元を絞ってください。
動作確認
早速ブラウザから動作確認してみましょう。
以下のURLにアクセスします。
http://[IPアドレス もしくは ドメイン名]:7134
serposcopeのTOP画面が表示されればインストール成功です。