こんばんは。
本を読んでいて、「サーバントリーダーシップ」という言葉を目にする機会がありました。ちょっと興味深いなと思ったので、従来からある「コマンド・アンド・コントロール」という考え方と比較しながらまとめていこうかなと思います。
サーバントリーダーシップとは
サーバント(Servant)は「奉仕する人」という意味です。
サーバントリーダーシップとは、
リーダーがメンバーを支援し、チームが最大限の力を発揮できる環境を作るマネジメント手法
のことを指します。
従来の「リーダーが命令する」という考え方とは異なり、リーダー自身がチームの成功を支える役割を担います。
例えば、リーダーは次のような行動を取ります。
- メンバーが困っていることを聞く
- 作業の障害を取り除く
- 必要なツールや環境を整える
- メンバーの成長を支援する
- チームが自律的に動けるようサポートする
つまり、リーダーは「命令する人」ではなく、「チームが成果を出しやすい環境を作る人」という考え方です。
コマンド・アンド・コントロールとは
一方で、コマンド・アンド・コントロールは昔から広く採用されてきたマネジメント手法です。
- Command(コマンド):命令
- Control(コントロール):統制
つまり、
リーダーが意思決定を行い、メンバーはその指示に従って行動する
というスタイルです。
例えば、
リーダー
「今日中にこの機能を実装してください。」
メンバー
「承知しました。」
というように、役割と指示系統が明確になります。
それぞれの違い
| 項目 | サーバントリーダーシップ | コマンド・アンド・コントロール |
|---|---|---|
| リーダーの役割 | チームを支援する | 指示・命令を出す |
| 意思決定 | 現場を尊重する | 上位者が決定する |
| 権限 | 分散しやすい | 集中しやすい |
| 重視するもの | 成長・自律・信頼 | 統制・効率・規律 |
| 向いている場面 | 新規開発・アジャイル | 緊急対応・定型業務 |
まとめ
リーダーというと、「指示を出してチームを引っ張る人」というイメージを持っていましたが、サーバントリーダーシップでは、メンバーが力を発揮できるように支援することがリーダーの役割とされています。
もちろん、システム障害やインシデント対応のように迅速な判断が求められる場面では、コマンド・アンド・コントロールのような明確な指揮命令が重要になることもあります。
つまり、どちらが優れているというわけではなく、状況に応じて使い分けることが大切なのだと感じました。