こんにちは、JavaScriptを学んでいる皆さん!今回は、プログラミングの基本中の基本、算術演算子と真偽値について詳しく見ていきましょう。
- 算術演算子
JavaScriptでは、基本的な数学演算を行うための演算子が用意されています。
- 加算(+): 2 + 3 = 5
- 減算(-): 5 - 2 = 3
- 乗算(*): 2 * 4 = 8
- 除算(/): 10 / 2 = 5
- 剰余(%): 7 % 3 = 1(7を3で割った余り)
これらの演算子を使えば、複雑な計算も簡単に行えます。例えば:
let result = (3 + 4) * 2 / (1 + 1);
console.log(result); // 7が出力されます
- インクリメント/デクリメント演算子
変数の値を1増やしたり減らしたりする特別な演算子もあります。
- インクリメント(++): 変数の値を1増やします
- デクリメント(--): 変数の値を1減らします
let count = 5;
count++; // countは now 6
count--; // countは now 5に戻ります
- 真偽値と比較演算子
プログラミングでは、条件が真か偽かを判断する場面がよくあります。これには真偽値(Boolean)と比較演算子を使います。
真偽値は true
または false
の2種類のみです。
比較演算子には以下のようなものがあります:
- 等しい(==): 5 == 5 は true
- 厳密に等しい(===): 5 === '5' は false(型も比較します)
- 等しくない(!=): 5 != 3 は true
- 大なり(>): 5 > 3 は true
- 小なり(<): 3 < 5 は true
- 以上(>=): 5 >= 5 は true
- 以下(<=): 5 <= 5 は true
これらの演算子を使って、条件分岐や繰り返し処理を制御できます。
let age = 18;
let canVote = age >= 18;
console.log(canVote); // true が出力されます
- 論理演算子
複数の条件を組み合わせるときに使う演算子もあります。
- AND(&&): 両方の条件が true の時に true
- OR(||): どちらかの条件が true の時に true
- NOT(!): 条件の真偽を反転させます
let isAdult = age >= 18;
let hasID = true;
let canEnter = isAdult && hasID;
console.log(canEnter); // true が出力されます
これらの基本的な演算子を理解し使いこなせるようになれば、より複雑なプログラムも書けるようになります。練習問題を解いて、理解を深めていきましょう!
次回は、条件分岐やループ構造について詳しく見ていく予定です。それでは、Happy Coding!