この記事は Cocone Advent Calendar 2022の11日目の記事です。
はじめに
学習時間の中央値が、だいたい40~50Hあたりと思われます。
みんなカッコつけてないか?
AWS認定ソリューションアーキテクトのアソシエイト(通称SAA)に合格したのですが、勉強時間100時間かかりました。その全勉強記録をかっこつけずに赤裸々に共有したいと思います。
これから受験しようとしている方の参考になれば幸いです。
試験について
AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03) 試験は、ソリューションアーキテクトのロールを担う個人を対象としています。
受験者はこの試験で、AWS Well-Architected Framework に基づくソリューションズ設計時に AWS のテクノロジーを使用する能力を検証されます。
また、次のタスクについての受験者の能力も検証されます。
• 現在のビジネス要件と将来予測されるニーズを満たすように AWS のサービスを組み込んだソリ
ューションズを設計する
• 安全性、耐障害性、高パフォーマンス、コスト最適化を実現したアーキテクチャを設計する
• 既存のソリューションズをレビューし、改善点を判断する
AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03) 試験ガイド
ざっくり説明すると、AWSの主要サービスについての知識と、ベストプラクティス(Well-Architected Framework)に則ったシステムが設計できるかを問われます。
試験の形式など詳細については公式ページを確認してください。
前提
- 会社ではサーバサイド開発を担当しており、担当システムでEC2やAuroraを利用しているが初期設定や構築はインフラチーム任せ
- SAAの前段であるクラウドプラクティショナー(CLF)にはSAA受験の半年前に合格
勉強期間
勉強を始めたのが10/25で試験日が1/11なのと、年末年始は全く勉強しなかったので実質2ヶ月の勉強期間でした。
勉強に使った教材とかけた時間
1. AWS認定資格試験テキストAWS認定クラウドプラクティショナーKindle版 (5時間32分)
まずやったのがCLFの復習です。
CLF合格から期間が空いたのでその時に使っていた参考書を読み直しました。合格後すぐにSAAの勉強に取り掛かれば省略できた時間ですね。。
CLFをまだ取得していない場合は先に取ることをお勧めします。
SAAはCLFの延長なのでそのままSAAの勉強に繋がっているのと、CLFの合格特典でSAAを半額で受験することが可能になります。
2. AWS認定資格試験テキストAWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版 Kindle版 (29時間49分)
アソシエイト用の参考書です。次に紹介するUdemyの講座と並行して進めました。
通勤時は参考書、自宅ではUdemyというふうに勉強していました。
3. これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座 (56時間2分)
業務であまりAWSのコンソールを触ったことがなかったのでとてもいい講座でした。
AWSアカウントを登録してハンズオン形式で一通りサービスに触りながら学習できるので、勉強したことが試験だけでなく業務で役に立つ場面も多かったです。
オススメです!
4. TeckStock AWS WEB問題集 (15時間35分)
最後の2週間くらい試験問題に慣れるためにスマホでポチポチやってました。
問題数がとても多く2週間では半分も出来ませんでしたが、それでもやっておいてよかったです。
実際に問題を解くことで、自分が理解していたつもりで理解できていない箇所を洗い出すことが出来ました。
5. スタディプラス
AWSの教材ではないのですが、私が以前から使っているオススメのアプリです。
教材の管理や勉強記録、同じ目標を持ったユーザをフォローすることがでます。
今回教材ごとの勉強時間が出せたのもこのアプリのおかげです。
タイムラインにあげた自分の勉強記録にいいねが付いたり、フォロワーの勉強記録が投稿されるのが地味にモチベーションに繋がるので、一人だと勉強が長続きしない人にもおすすめです。
試験結果
最後に
累計勉強時間は106時間58分でした。
前提が違うので人と比べても仕方がないのですが、業務でがっつりAWSを触ってなくても大体100時間勉強すれば合格できました。
この記事がSAA取得を目指す人の助けになれば嬉しいです!