はじめに
VisasQ Inc. Advent Calendar 2025 13日目の記事です。よろしくお願いいたします。
“DRAMパニック”はなぜ起きたか、価格はいつ落ち着くのか? 狂騒の裏で起きていること
メモリとストレージが軒並み品薄となり、なんならCPUまで値上がりしそうとか言われている今日このごろ。
上記の記事では2027年以降にこの状況が落ち着くのではないかという予想が立てられています。
売り切れる前に買わなきゃ!と焦らず、ここはいったん冷静になりメモリやSSDを買うのを諦めて、代わりにキーボードを買う ことにしましょう。
ということで、私が愛用するキーボード「Moonlander Mark I」について紹介します。
Qiitaにはこのキーボードに関する記事が8つしかありません。
つまりこのプラットフォームで宣伝活動をする必要があるということですね。
Moonlander Mark I
英語版サイトのほうがリッチです。
おすすめな人
自作キーボードを作るほどのこだわりはないが、お手軽にキーコンフィグ設定のできる分割キーボードがほしい、という人におすすめです。
推しポイント
サイトに全部書いてありますが、個人的に好みのポイントを以下に書いておきます。
分割デザイン
分割キーボードは腕を広げた状態でタイピングできるため、肩への負担も減るし前かがみにならずに済みます。
椅子の肘置きとテーブルの高さを合わせることで、より楽な体勢でのタイピング可能です。
カスタマイズ性
Oryxという、このキーボードの会社であるZSA社が提供する無料のキー配置エディターが用意されています。
これで自分好みのキー配列にすることが可能です。
つまり、CapsLockキーをわざわざレジストリ設定から無効にするまでもなく、最初からキーに対して割り当てないことが可能なのです。
また、タップ, 長押し, ダブルタップなど 多様にキー入力の方式を割り当てることもできます。
マクロも設定可能です。
その他にもキーの同時入力機能やマウスキーなど、持て余すほどの機能があります。
バックライトカラー
これもOryxから自分の好きなバックライトカラーを設定できます。楽しいです。
サイズ感
ZSA社が提供するキーボードにVoyager, ErgoDox EZというキーボードもあります。
Voyagerはミニマル、ErgoDox EZはちょっと大きめでキー数も若干多い、という違いがあり、ちょうど中間がMoonlanderです。
三機種試して比べたわけではないですが、自分にはちょうどいいと思っています。
...決してゴルディロックス効果ではありません。
パームレスト
地味に嬉しいのが、パームレストがデフォルトでくっついているところです。
私が今まで腱鞘炎になったことがないことからも、おそらく手首の負担を軽減してくれていることでしょう。
注意ポイント
金額
$365です。今のレートで56000円。
値段だけ見ればメモリやSSD買っても同じじゃんと思うかもしれませんが、メモリやSSDはいずれ値段が落ち着くことでしょう。
もちろん、ドル円レートも数年後には下がるかもしれません。
ただ、このキーボードは56000円ぐらいの価値はあると思います。
有線
有線接続です。Bluetoothに対応していません。
ケーブルがごちゃごちゃするのが嫌という人にはマイナスポイントです。
メカニカル式
メカニカル式のみです。静電容量無接点がいいという人には向きません。
キー配置
一般的なキーボードはキーが斜めにずれて配置されるようになっていますが、このキーボードは1列に並ぶように配置されています。
意外と慣れるのに時間がかかりました。
Oryx
上述した通り、キー配置やバックライトを自分好みに変えることができます。
Layoutは複数作ることが可能なうえ、バージョン管理までされています。
また自分が作成したLayoutを公開することもできます。
ということで、私が現在使用しているLayoutを以下でご紹介します。
Layout
WindowsとMacの両方を使うため、それぞれのキー配置を用意。
加えてテンキーとファンクションキー入力用の配置、コーディング用のショートカットキーの配置、ゲーム用の配置と5つのキー配置を用意しています。
バックライトの色は色彩のバランスとかは一切考えて無く、とりあえず5つのキー配置でそれぞれ色違っていたほうが楽しい、ぐらいの感覚で設定しました。
正直使えていない機能がたくさんで、まだまだ遊べる要素があります。
Windows
ほぼ普通のキーボードと変わらない配置だと思います。
右側の3つ並ぶ長方形のキーのうち、ひし形の中に1, tapと書かれたキーでMac用の配置と入れ替えます。
ちょうど対になる位置のキーはゲーム用の配置との切り替えキーですね。
その隣にあるholdとなっているキーは、押している間はそのキー配置に切り替わるものです。
だいたい左手の親指でhold2を押してテンキーやファンクションキーを入力します。
コーディング用のキー配置もhold設定にしています。
親指と左手小指で押せるようになっていますが、だいたい左手小指を利用しています。
つまりキーを余しているということですね。最適化の余地ありです。
Mac
Windowsと変わりません。
左下のWindowsキーはCommandキーに相当します。
Windowsで育ったため、Ctrlに相当するキーが左小指で押せないと違和感があり、この配置です。
テンキー, ファンクションキー
テンキー、ファンクションキーの数字ごとにバックライトを変えていますが、そこまで視認性がよくないです。
普通に慣れで押しています。
また、左手側のほうにマウスキーを設定していますが、全然使いこなせておらず、トラックボールを利用しています。
コーディング
主に記号について、Windows, Mac配置では若干押しにくいものをいい感じに配置しているものになります。
重複している箇所もあり、最適化しきれてないです。
左手側の4つのMacroは左上から<-, ->, <=, =>とアローを割り当てています。
これも地味に便利です。
Macroもかなり可能性を秘めていると思いつつも、なかなか自分にとっての最適解の開拓が進まないですね。
ゲーム
実はこれが最重要と言っても過言ではないです。
WASDだけ色を変えるのは当然ですよね。
Mを右下に配置しているのがお気に入りポイント。
マップを開くキーがMにデフォルトで配置されていることが多いので、ここに配置しておくことで親指でマップを開けます。
左手側の一部や右側の一部に何も設定されていませんが、設定していない場合は最も左側のタブのキー入力になります。
まとめ
ZSA社のキーボードがハード、ソフトの面で魅力的であることを書きました。
私のように趣味、仕事の両方で利用するように設定もできますし、もっとコーディングや特定のツールでの作業を早くするために、様々なMacroを設定して生産性の向上を目指すこともできます。
なにより、いろいろ試行錯誤しながら細かく設定できるのは楽しいです。ガジェットオタクの性ですね。
途中で名前を出したVoyagerも気になっています。
Navigatorというトラックボールのアクセサリをつけられるのが非常に魅力的です。
キーボード ⇔ マウスの手の横移動が最小限に抑えられるということです。
あと連結できるっていうギミックがかっこいいです。
また、今回紹介した「Moonlander Mark I」。
Mark IということはMark Ⅱが出る可能性があるということかもれません。
と、勝手に期待しています。
決して安い買い物ではないですが、値段以上に満足感と楽しさを与えてくれるプロダクトだと思います。
おすすめです。









