1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Azure DatabricksでDatabricks Appsを検証するための環境構築

Last updated at Posted at 2024-12-28

はじめに

既にDatabricksを導入しているお客様から、Databricks Appsを既存アプリの移行先として使えないかというご相談があり、
手軽に検証する環境を作るため、Azure Databricksでワークスペースを作り、Databricks Appsを検証できる環境を整備しました。
(自身がDatabricks触ったことないので、いきなりお客さんに環境くださいというのは怖いですね)
(検証のためとはいえ、Databricks自体の契約は自身では現状ないので、Azure社内環境でAzure Databricksを作成するという方針にしました)

Databricksワークスペース作成

2024/12現在、Azure DatabricksではDatabricks AppsはPubric Previewとなっています。
そのため、Databricks Appsを使用できるリージョンに制限があり、ここに記載されています。
Databricks Appsのリージョン制限

(2024/12現在使用可能なリージョンは、australiaeast, eastus, eastus2, westeurope, westusのみです)

ワークスペースの作成

Azure PortalからAzure Databricksを検索し、作成ボタンを押下します。
リージョンはDatabricks Appsが使用可能なリージョンを選択します。(今回はEast USを選択)
価格レベルはPremiumを選んでください。(StandardだとApps作成タイミングでエラーとなります。)
他は適当な値を入力してください。
Databricksワークスペース作成

そのまま、確認及び作成ボタンを押下し、ワークスペースの作成まで実行します。
デプロイが完了すると、Databricksワークスペースのリソースページに移動します。
作成したワークスペースを開き、"ワークスペースの起動"ボタンを押下します。
Databricksワークスペース起動

Databricks Appsの作成

Entra IDのSSOにより自動でワークスペースにログインできます。
Databricksワークスペースログイン
左のメニューから新規>アプリと遷移すると、Databricks Appsの作成画面に移動可能で、このワークスペースでDatabricks Appsが使用可能であることがわかります。
Databricks Appsの作成

まとめ

Azure DatabricksでDatabricks Appsを検証するための環境構築手順を紹介しました。
主なポイントは以下の通りです:

  • Databricks Appsは現在Public Previewで、使用可能なリージョンが限定されている
  • Azure PortalからDatabricks ワークスペースを作成する際は、Databricks Apps対応リージョンを選択する必要がある

この手順に従うことで、Databricks Appsの検証環境を簡単に構築することができます。

参考

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?