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Claude Codeでひとりチーム開発を回すための設定とワークフロー

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はじめに

社内でどのようにClaude Codeを使っているのかを紹介する機会があり、その時に利用している設定をメモ程度にまとめたので、Qiitaにも残そうと思いました。

基本的に複数人で開発するのではなく、ひとりで開発することが多いため、AIに多くを任せたいと思い、設定しています。

Claude Codeの基本設定

AIに任せるスタイルで開発するにあたって、いくつか設定を調整しています。

Auto Compact OFF

Auto Compactはコンテキストウィンドウが逼迫したときに自動で要約・圧縮してくれる機能ですが、OFFにしています。

長い実装セッションの途中でコンテキストが圧縮されると、それまでの設計判断や経緯が消えてしまいます。手動でコンパクトするタイミングは自分で制御したいので、OFFにしてStatuslineで残量を監視する運用にしています。
(そもそもコンテキスト長が1Mになったので、Compactすることはないですが)

Statusline

Statuslineでモデル名、コンテキスト使用量、残りトークン数を常時表示しています。Auto Compact OFFと組み合わせて「あとどれくらい使えるか」を見ながら作業を進める形です。

(Statuslineのカスタマイズについては別記事に書いてます)

Effort Max

Effortは推論にどれだけリソースを割くかの設定です。Maxにしています。

ひとりチームでAIに多くを委ねている以上、出力の質は妥協したくないところです。
コスト面では高くなりますが、AIの出力を修正する手間と天秤にかけると最初から精度の高い出力を得るほうが結果的に速いと思い、Max設定にしています。

Bypass Mode

Bypass Modeはファイル編集やコマンド実行時の確認ダイアログをスキップする設定です。
最低限、Planモードで方針決めてからでないとさすがに怖いのですが、AIに権限を委譲するならここも外さないと、
毎回の承認操作で人がボトルネックになってしまうと思い、基本、有効にしています。

エージェント実行のワークフロー

開発は以下のフェーズに分けて進めており、それぞれAgent Teamsのサブエージェントで対応しています。

Research → Design → Implementation → Integration Level QA
                          │
              ┌───────────┼───────────┐───────────┐
              │           │           │           │
          Frontend    Backend      Infra    Unit Level QA

Researchで先方の要求や技術要件を調査し、Designで設計方針を固めます。
ImplementationではFE/BE/Infra/Unit QAに分けて進め、最後にIntegration Level QAで全体を通します。

Agent Teams

Agent Teamsで複数のサブエージェントを立てて並行作業させます。
具体タスクはそれぞれでサブエージェントを起動させ、親エージェントが統合を見る、というのが典型的な使い方です。

コンテキストも混在せず、各サブエージェントにもPlanをさせ、親エージェントに許可を出させることで作業の精度が上がっていると思います。

Tasks

Tasksで各フェーズの作業をタスクリストとして管理します。
エージェントが自分の進捗を把握しながら作業を進められるので、Agent Teamsを使っても作業忘れが起きにくくなっています。

Fast Mode

Fast Modeは同じOpusモデルで出力速度を上げるモードです。(モデルが変わるわけではない)
割高になるのであまり使っていませんが、急ぎのタスクのときに知っておくといいかもしれません。

MCPで広げる外部連携

Claude Code単体ではなく、MCPで外部ツールと連携させることで開発環境全体をAIに渡しています。

Obsidian

ナレッジベースとしてObsidianを使っていて、MCPで接続しています。設計メモや先方との擦り合わせ内容、過去の意思決定ログにClaude Codeから直接アクセスできます。

ドキュメント類をリポジトリに同梱するとコンテキストを食われるので、Obsidian側に置いてMCP経由で必要なときだけ参照させています。

Pencil.dev

UIデザイン・モック作成にPencil.devを使っていて、MCPで連携しています。Claude Codeからデザインファイルを読み書きできるので、実装とデザインの行き来がやりやすいです。

実装後にUIを確認するのでは手戻りが大きく、アスキーアートなどだと細かい点がすれ違うことが多かったため、導入して便利だったTop1だと思います。

Claude in Chrome

ブラウザ操作をClaude Codeに委譲するためにClaude in Chromeを入れています。動作確認やテストの一部をブラウザ上で自動実行させられます。
ちょっとした動作確認の依頼やフロントエンドのバグ調査に役立っています。

まとめ

ということで、ひとりチーム開発でClaude Codeにほぼ全部任せている設定とワークフローを整理しました。

まだまだ使いこなせていない気もするのですが、日々情報キャッチアップしながら使いやすいツールにしていけるといいなと思います。

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