はじめに
GooseはオープンソースのAIエージェントです。
どのようなものかは既にまとめていただいている記事がありましたので、参照してください。
今回はGooseのインストールから試しに使ってみた部分までをまとめていきます。
サポートされている環境
Goose CLIはmacOSおよびLinuxシステム対応でWindowsでもWSLを通じて実行できます。
デスクトップアプリはmacOSでのみ利用可能です。
macでのインストール手順
Goose CLI のインストール
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ターミナルを使用して次のコマンドを実行します:
curl -fsSL https://github.com/block/goose/releases/download/stable/download_cli.sh | bash
このスクリプトは最新バージョンの Goose を取得し、システムにセットアップします。
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オプション設定
- インタラクティブな設定をスキップするには、次のコマンドを実行します:
curl -fsSL https://github.com/block/goose/releases/download/stable/download_cli.sh | CONFIGURE=false bash
- インタラクティブな設定をスキップするには、次のコマンドを実行します:
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インストール確認:
以下のコマンドで Goose が正しくインストールされたか確認します。goose session
Goose Desktop のインストール
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Goose Desktop をダウンロードします:
こちらのリンクから Goose Desktop の最新バージョンをダウンロードします -
ファイルを展開します:
ダウンロードしたGoose.zip
ファイルを解凍します -
アプリを起動します:
解凍したフォルダ内にある実行可能ファイルをダブルクリックして Goose Desktop アプリを起動します。
macで両方インストールした結果
- 初期設定はCLIインストール時にProvider設定を実施しました
- PATHの追加は自動ではないので、自分で追加しました
- デスクトップアプリは起動しましたが、Provider設定画面が表示されず、CLIで設定したProviderが使用されました
- デスクトップ側でExtensionsのComputer Controller, Memoryを有効化して、goose configureを確認するとExtensionsは共有されていませんでした
- 入力は日本語も入力できるのですが、Enter押すと反応してしまうので、他のテキストエディタかなにかで書いてコピーするという一手間が必要でした
使用感
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macでデスクトップアプリを使用して、この記事のドラフトを書いてもらいました
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今回はデスクトップアプリを使用しましたが、CLIであればプログラミングとも組み合わせらせるので、より便利になると思いました。
最後に
- Goose は、オープンソースのAIエージェント
- 初回インストール後、必要な API プロバイダー設定を行えば、すぐに使用を開始できます
- CLI と Desktop のどちらも利用可能であり、用途に応じて柔軟に選択できます