はじめに
TERNスタックは、MERNスタックをベースに、MongoDBをTigrisに置き換えた最新のWeb開発スタックです。この記事では、TERNスタックの概要とそのメリット、実際の構成要素、そして始め方を簡単に説明します。
TERNスタックとは
TERNスタックは、Tigris、Express.js、React、およびNode.jsの組み合わせで構成されるWeb開発スタックです。MERNスタック（MongoDB, Express.js, React, Node.js）からTigrisに移行することで、サーバーレスNoSQLデータベースと検索プラットフォームを利用できるようになります。
何が良いのか
Tigrisを採用することで、以下のメリットが得られます。
- コードファーストアプローチ
- データベースブランチング
- 手動クラスタリングやシャード管理が不要
- ACIDトランザクションのサポート
- 全文検索機能の統一
- より低いランニングコスト
実際の中身
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TERNスタックの構成要素は以下の通りです。
- ブラウザ: JavaScriptまたはTypeScriptで記述されたReact
- サーバー: JavaScriptまたはTypeScriptで記述されたExpress.js
- データベース: Tigris TypeScript SDKを使用したTigrisデータベース
TERNスタックを構築してみたい、という方へ
TERNスタックを試すためには、以下が必要です。
- Node.js LTS以上がインストールされていること
- Tigris Cloudアカウントまたは自己ホストされたTigrisインスタンス
- サンプルリポジトリをクローンし、MERNブランチに切り替える
その後、MongoDB接続文字列を更新し、Tigris SDKを使用するように変更します。これで、TERNスタックへの移行が完了します。
まとめ
TERNスタックは、MERNスタックからMongoDBをTigrisに置き換えた最新のWeb開発スタックです。サーバーレスNoSQLデータベースと検索プラットフォームを利用できることで、開発効率と運用コストの削減が期待できます。
参考にした資料
- 3分で分かる。MERNスタックを簡単に説明してみる: https://qiita.com/Kage_/items/ffb0c213bfc36eae3592
- TERN Stack example repository: https://github.com/tigrisdata-community/tern-stack-example.git
- MERN Stack guide: https://www.tigrisdata.com/blog/tern-stack/