RE01 256KBで低消費電力ベンチマークであるULPMark-CPを実施してみた。
##この記事で学べること
- REファミリ(ルネサスSOTBプロセス ARM MCU製品)のULPMark-CPの結果が本当に出ることを確認
- 実際のULPMark-CPに使用するツール、実際の測定画面を知ることができます。
※詳しい環境立ち上げ方法はまたの機会に。
#結果
期待どおり最大706(4回施行の平均スコア703)が出ることを確認した。電圧:1.8V
※私の環境はノイズ源が多いようでボードを置く位置でスコアがガラリと変わった。PC机に機器が密集しているためと推測。
適度な環境であれば、もっと良いスコアを期待できる。
実際の測定結果↓(4回連続で測定をしています)
画面左に出てくる数字が各測定のスコアです。
#背景
ルネサスがSOTBプロセスMCUとしてリリースしたREファミリが、EEMBCのULPMark-CPで705スコアを取得したと発表している。
RE01の評価ボードを入手することができたので実際に測定してみる
リンク:RE01 ULPについて参考
#環境
- 評価ボード:ルネサス RE01 256KB評価キット(EK-RE01 256KB) (リンク先から購入先へ飛べる)
- 実行プログラム:EMBC掲載プログラム
- 測定装置 STマイクロX-NUCLEO-LPM01A
- 測定ツール STマイクロ STM32CubeMonPwr
#参考文献
- ルネサスエレクトロニクス RE01ファミリWEB R7F0E01182CFP
- EEMBC ULPMark-CP WEB
- EK-RE01 256KBでLチカする(e² studio編) @nizuki926さん記事
- REファミリ 環境立ち上げ説明動画 ※以下の画像参照