現在、Monacaで提供しているCordovaの最新バージョンは「6.5」になります。
Cordova6.2までのAndroid「minSdkVersion」の標準設定は「14」でしたが、Cordova 6.5で提供しているAndroid「minSdkVersion」は「16」になります。
プロジェクトに組み込んでいるCordovaプラグインが要求する「minSdkVersion」が、プロジェクトの標準設定では利用できない場合など、開発しているプロジェクトによっては、この「minSdkVersion」を変更したい場合がでてきます。
この「minSdkVersion」は、MonacaクラウドIDEの設定画面からは変更することができません。
「minSdkVersion」を変更する場合は、config.xmlを直接編集する必要があります。
config.xmlに誤った設定をした場合は、プロジェクトが動作しなくなる恐れがあります。編集する場合には、注意が必要です。
minSdkVersionの設定方法
「minSdkVersion」を変更する場合は、config.xmlの widget
タグ内に記述します。
<widget xmlns="http://www.w3.org/ns/widgets" id="com.example.helloworld" version="1.0.0">
<preference name="android-minSdkVersion" value="18"/>
</widget>
この設定は、Monacaが提供している機能ではなく、Cordovaが提供している機能になります。
同様に「targetSdkVersion」「maxSdkVersion」も設定することが可能です。
<widget xmlns="http://www.w3.org/ns/widgets" id="com.example.helloworld" version="1.0.0">
<preference name="android-minSdkVersion" value="18"/>
<preference name="android-targetSdkVersion" value="20"/>
<preference name="android-maxSdkVersion" value="23"/>
</widget>
Android「minSdkVersion」「targetSdkVersion」「maxSdkVersion」を変更したい場合は、一度お試しください。