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Vimmerな人たちのためのCommonLisp環境構築(slimv編)


はじめに

この記事はVimmerな人たちでかつCommonLisp始めてみたいという方向けです。

Lisp開発用のVimプラグインであるslimvを使った環境構築をしていきます。

Emacsな人たちはLispBoxで調べると幸せになれるかもしれません。

以前書いたslimv導入という記事の内容の焼き直し版です。

Linuxな人たちだけでなくWindowsな人たちの環境構築についても書いていこうかとおもいます。

※Windows版書きました : Windowsの環境構築は以前やったもの記憶を頼りに書いてるのでバージョンが古かったり、細かいとこが間違ってる可能性がありますので注意してください。

※Neovim + vlimeでやりたい人はこちら

VimmerのためのCommon Lisp環境構築(Neovim + vlime編)


前提とする環境

Linuxの場合


  • OS : Ubuntu 16.04 64bit

追記:Ubuntu 18.04 64bitでもいけました

Windowsの場合


  • OS : Windows 10 64bit


インストール手順


Gitのインストール


Linux

普通にGitをインストールします。

バージョンは2017/06/11現在(以降現在と言う)のデフォルトで 2.7.4 を使っています。


sudo apt-get install git


Windows

ここからインストーラをダウンロードしてインストールします。

バージョンは2.10.1を使っています。

パスはたしか勝手に通るはず(記憶でかいてるので通ってなかったら通してね)


Lisp処理系のインストール

今回は処理系にSteel Bank Common Lispを使います。


Linux

これもGit同様普通にインストールします。

バージョンは現在のデフォルトで 1.3.1.debian を使っています。


sudo apt-get install sbcl


Windows

ここからインストーラをダウンロードしてインストールします。

64bitのOSならAMD64、32bitならx86を選びます。

バージョンはAMD64 1.3.10を使っています。

これもパスはたしか勝手に通るはず(通ってなかったら通してね)


Pythonのインストール


Linux

Ubuntuの場合は不要です。

ほかのLinux系OSはわかりません。


Windows

ここから32bit版(大事!!!)のバージョン2.7.12rc1(大事!!!)をインストールします。

※slimvは32bit版のpythonでないと動きません、バージョンは2.7.x系じゃないと確か動かなかったような。。。

これもパスはたしか勝手に通るはず(通ってなかったら通してね)


Vimのインストール


Linux

今回使用するプラグインのslimvですが、python2サポートのあるVimでないと使えません。

sudo apt-get install vimでインストールできるVimは現在python2をサポートしていませんので、vim-nox-py2というパッケージをつかいます。


sudo apt-get install vim-nox-py2

追記:python3で使えるようになってました、sudo apt install vim-noxでpython3をサポートしているvimをインストールすればOKです


Windows

KaoriYa版のVimを使います(KaoriYa版はpython2サポートが有効)

ここから32bit版(大事!!!!)をダウンロードして解凍します。

※slimvは32bit版のVimでないとつかえません。


以降の手順について

以降の手順はWindowsもLinuxも共通です。


deinのインストール

今まではVimのプラグイン管理にNeoBundleを使っていた方が多いのではないかと思います。

今回はNeoBundleの後継であるdeinを使用します。

まず、deinの導入についてはこの記事がとても参考になります。

ディレクトリを作成してdeinをクローンして、設定ファイルは以下のようにします。


.vimrc

if &compatible

set nocompatible
endif
set runtimepath+=~/.vim/dein/repos/github.com/Shougo/dein.vim

call dein#begin(expand('~/.vim/dein'))

call dein#add('Shougo/dein.vim')
call dein#add('kovisoft/slimv')

call dein#end()


設定ファイルを書いたらVimを立ち上げて以下のコマンドを実行します。

追記

Windows環境の場合はgit config --global core.autocrlfの設定に注意しましょう。

私の場合はgit config --global core.autocrlf inputにすると正常に動作しました。

trueの場合はCan't create directoryが出て正常に動作しませんでした。

:call dein#install()を実行する前にチェックしておきましょう。

:call dein#install()

これでslimvがインストールされます。

Vimを再起動して、以下のファイルを作成してみます。


test.lisp

(defun greeting () 

(print "Welcome to the world of CommonLisp!"))

保存してから,cを押すとREPLが立ち上がります。

test.lispを開いているバッファに戻って,bを押すとバッファ全体が評価されます。