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[Google Cloud]Colab Enterprise 使ってみた

Last updated at Posted at 2024-08-24

はじめに

Google CLoudのColab Enterpriseを利用したので、備忘含め使い方などをメモしておきます。

Colab Enterpriseとは?

以下のサイトが大変参考になります。

Colab Enterpriseの使い方

Google CloudコンソールからColab Enterpriseを開く

vertex AIの中にColab Enterpriseがあります
初めて利用する場合はAPIの有効化が必要な場合があります

スクリーンショット 2024-08-24 23.46.33.png

ランタイムテンプレートを作る

ヘッダーの「ランタイムテンプレート」をクリックする
「ランタイムテンプレートを作成」からランタイムテンプレートを作る

スクリーンショット 2024-08-25 0.17.34.png

ノートブックから「接続」をクリックすることでランタイムを起動できますが、
デフォルト設定のランタイムが起動してしまうので、
ランタイムテンプレートから作る方をお勧めします

※特に外部IPを付与したランタイムを起動したくない場合は、
ランタイムテンプレートから作りましょう

基本情報を入力する

項目 説明
表示名 任意の値を入力する
リージョン Colabの実行環境(Coumpute Engine)が起動するリージョンを選択する

スクリーンショット 2024-08-25 21.15.49.png

リージョンによって起動できるマシンタイプが異なるため、注意してください
特にこだわりがなければ東京リージョン選択でOKです

コンピューティングの構成を入力する

項目 説明 備考
マシンタイプ 目的に沿ったマシンタイプを選択する 今回はGPGPU目的のため、GPUが使えるマシンにしています
アクセラレータタイプ GPUの種類を選択する マシンタイプがGPUの時のみ
アクセラレータ数 GPUの枚数を選択する マシンタイプがGPUの時のみ
ディスクタイプ ディスクタイプを選択する
ディスクサイズ ディスクサイズを選択する
セキュアブート セキュアブートのON/OFFを選択する
暗号化 暗号化に用いる鍵を選択する
アイドル状態でのシャットダウン 自動シャットダウンを何分で行うかを選択する

スクリーンショット 2024-08-25 22.12.52.png

ネットワークとセキュリティを入力する

項目 説明 備考
ネットワーク ランタイムが起動するVPCを選択する 基本情報のリージョンで選択します
サブネットワーク ランタイムが起動するサブネットワークを選択する
公共のインターネットアクセス ランタイムに外部IPを付与するかどうか選択する
エンドユーザー認証 IAMでランタイム実行を制御するか選択する

スクリーンショット 2024-08-25 22.22.16.png

外部IPを付与しない場合pip installなどでモジュールをダウンロードできません
Cloud Router+Cloud Nat構成でインターネットに出られるようにしましょう

ランタイムを起動する

「ランタイム」タブに移動する
「ランタイムを作成」からランタイムを作成する
先ほど作成したランタイムテンプレートを選択する

スクリーンショット 2024-08-25 22.32.01.png

ノートブックを作成してランタイムに接続する

「ノートブック」タブに移動する
「ノートブックを作成する」からノートブックを作成する
「接続」の横にある「▼」から「ランタイムに接続」を選択する
「既存のランタイムに接続」から先ほど起動したランタイムを選択する

スクリーンショット 2024-08-25 22.37.32.png

最後に

仕事でGPGPU、特にcudfを利用した開発をする場面があり、
手元にGPUの搭載されたマシンがなかったので、Colab Enterpriseを使ってみました
(仕事だったので、野良のGoogle Colabでやるのは憚られましたので)

GPUが使えるCompute Engineを起動して、Jupyterlab or VSCodeのRemote-SSHの案もありましたが、
環境構築の手間が不要なので、さらっと触りたい人にはお勧めです。

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