はじめに
打ち合わせの途中で、
「それ、前も話しましたよね?」
という言葉が出る瞬間。
正しいかどうかはさておき、だいたい空気が少し固まります。今回はこの一言が出たときに起きていることについて書いてみます。
なぜ空気が止まるのか
この言葉の裏には、
・ちゃんと共有したはず
・もう決まっている前提
・同じ話を繰り返している
という気持ちがあります。でも相手側からすると、
・初めて聞いた
・前提が理解できていない
・記憶に残っていない
ということも普通にあります。
「共有した」と「伝わった」は違う
会議で一度話したからといって、全員の前提になっているとは限りません。
・参加していなかった人がいる
・当時は重要だと思っていなかった
・文脈が変わっている
こういうことは実務ではよくあります。
少しだけ言い換える
最近は、この言葉をそのまま言うのではなく、
・「以前こういう話がありましたが、今もその前提で大丈夫ですか?」
・「前回はこう整理しましたが、改めて確認させてください」
と、少しだけ柔らかくしています。
それだけで議論は続きやすくなります。
まとめ
「前も話しましたよね?」は、事実として正しいこともありますが、会話を止めてしまう力もあります。
共有したことと、前提が揃っていることは別。
前提が揃っていないと感じたら、責めるのではなく、もう一度揃え直す。
その方が結果的に早く前に進めることが多いです。