2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

illustratorはじめの一歩

Last updated at Posted at 2022-12-05

はじめに

突然ですが、皆さんはプレゼンや課題などで理想の図が作れない、と思ったことはないでしょうか。写真を使いたいけどモザイクをかけたい、邪魔なものを消したい、そんなことを思ったこともあるのではないでしょうか。
そんな時に役に立つのがAdobeの IllustratorPhotoshop などです。
図を作るときは大抵PowerPointが使われますが、Illustratorに慣れると 圧倒的にIllustratorのほうが使いやすい です。ここでは、Illustratorの簡単な操作方法を書こうと思います。(伝わりづらかったらすみません。)

目次

  • Adobeとは
  • 前提知識
  • Illustrator編
    • プロジェクトの始め方
    • 画面、ウィンドウの説明
    • 図を配置
    • 実際に作ってみる
  • おわりに

Adobeとは

Adobe(アドビ)とは、世界有数のソフトウェア企業です。
ソフトウェアの特徴としては、プロフェッショナル向けの高度な性能を有しており、クリエイティブなものを生み出すことに特化しています。また、幅広いラインナップを有しており、画像編集や動画編集、ベクター画像の制作・編集など、様々なことができます。
有名なものでは、「Adobe Acrobat」「PremierePro」「InDesign」などがあります。

前提知識

レイヤー
日本語では層と言われることが多く、イメージとしては透明なフィルムのようなもの。そこにオブジェクトを描き、複数のレイヤーを重ねることで一つのイラストを完成させる。

アートボード
イラストを描くための場所。絵画でいうキャンバス。

パス
作成したオブジェクト全般のことを言う。長方形や円もパスに含まれる。

アンカーポイント(アンカー)
パスの角、頂点となるところ。曲線では曲がる起点となっているところ。

Illustrator編

インストールは事前にしてあるものとして始めます。

プロジェクトの始め方

まずはアートボードを作成します。イラレを起動すると、初期ページが表示されます。「A4」や「はがき」など書かれている部分が作成に関わるアートボードを作るところです。「その他のプリセット」はアートボードの大きさや使用するカラーの選択(RGB,CMYK...)などができます。適当にA4で始めましょう。

画面、ウィンドウの説明

①メニューバー

まずはメニューバーです。よく使う項目をざっと説明します。(画像は見ずらいからクリックして見てください)

ファイル
ファイルの新規作成や保存などができます。また、画像の挿入(配置)やパスの書き出し(PNG...)などができます。

オブジェクト
グループ化やパスの変形にかかわること、パターンの作成などができます。

書式
文字の大きさやフォントの変更、文字のアウトライン化などができます。

効果
パスに対して様々な効果を付与することができます。例えば、影を付ける、ぼかす、パスを変形するなどができます。

ウィンドウ
編集をするのに便利なウィンドウを管理することができます。

②コントロール

コントロールバーを出しましょう。「ウィンドウ → コントロール」を選択し、コントロールバーを表示してください。コントロールバーでは、選択しているパスの塗り、線の太さや色、種類などを変更できます。画像を選択しているときは埋め込みやトリミング(切り抜き)ができます。

③ツールバー

左側にある作業ツールです。デフォルトは「基本」になっているためより多くのツールを楽に使いたい人は「ウィンドウ → ツールバー → 詳細」を選択してください。たくさん出てきます。(図は縦長なので省略)

④各ウィンドウ

様々なウィンドウはメニューバーから表示できます。以下には出しておくと便利な使えるウィンドウを紹介します。各ウィンドウはまとめることができます。

レイヤー
その名の通り、レイヤーを管理するウィンドウです。デフォルトで出ていると思います。新規レイヤーの作成やサブレイヤーの作成、オブジェクトの管理(ロック、可・不可視化など)ができます。

プロパティ
これもデフォルトで出ていると思います。オブジェクトを選択していない状態ではアートボードなどの調整をすることができます。また、パスを選択している状態では、大きさや位置の調整などができます。文字を選択している状態では、フォントサイズや種類などを変更できます。

カラー、グラデーション、カラーガイド、スウォッチ
パスの色調整ができます。数値で細かい調整をしたり、デフォルトで登録されている色を選択したりできます。

パスファインダー
2つ以上のパスを選択しているとき、そのパス同士を合体したり切り抜いたりできます。

整列
パスを中央や左右に揃えることができます。1つだとアートボードに、2つ以上だとそのパス同士で整列します。

図を配置

「長方形ツール」を選択しアートボードに配置してみましょう。アートボード上でドラッグすると作成できます。色はデフォルトで塗・線ともに塗なしか、白・黒になっています。

実際に作ってみます

作るときは完成系を想像してから作ります。今回は以下の図のようなものを作ろうと思います。

①雲のようなもの

  1. まず、 楕円形ツール を選択します。デフォルトでは表示されていないので、 「長方形ツール」を長押し してください。
  2. 「Shift」キーを押しながらドラッグ して正円を描きます。
  3. 一つ作ったらこれを複製します。「Ctrl + C」でもできますが、Windowsで 「Alt」キーを押しながらパスをドラッグ すると任意の位置にコピーできます。(Macでは「Option」キー)
  4. これを雲のような形になるように並べます。
  5. その後並べたパスを全選択し、 「パスファインダー → 合体」 をします。こうすることで複数あったパスを一つにできます。

②重なる図

  1. 長方形を作り、右上の 丸マークを一つ選択 します。
  2. 選択したら丸マークを中央に ドラッグしたまま 、キーボードの「↓( v )」を押します。すると、角丸が角張ります。
  3. 選択ツールに戻し、複製します。(やり方はさっきと同じ)一つを複製したら、 「Ctrl + D」 を押すと直前に行った動作を繰り返します。

最後の調整

色を変えたり、位置を微調整したりなど自分の思い描くようにします。場合によっては線のブラシを変更することもできるため、場面に応じて変えてもいいですね。
作ったものはローカルに保存するか、AdobeのCreative Cloudに保存しておきましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。「最低限これだけできれば」というものを紹介したので、あとは「習うより慣れよ」、自分でいじってみてください。Illustratorには他にも多くの機能があるので、気になる方はぜひ調べて遊んでみてください。
Illustratorは 誰でも簡単に 使えるので、ぜひ一度使ってみてください!

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?