方法
-
\~{言語 ID}
に続けてコメントを書く. -
doxygen
した時Doxyfile
のOUTPUT_LANGUAGE
とマッチする言語 ID
の箇所のみコメントが抽出される. -
言語 ID
を指定せずに\~ {コメント}
と書くと,OUTPUT_LANGUAGE
の設定に依らず常に抽出されるコメントになる.
例
- 入力ファイル(ドキュメントの生成元)
foo.hpp
/*!
* @brief \~english A class doing something awsome.
* \~japanese 何かすごいことするクラス.
*
* @details \~english Use Foo like this:
* \~japanese Foo はこのように使う:
* \~ <pre>Foo fooObject;
* fooObject.doSomething();</pre>
* \~english Introduced since version 1.2.3.
* \~japanese バージョン 1.2.3 から導入された.
*/
class Foo
{
/* 略 */
};
-
OUTPUT_LANGUAGE = Japanese
としたDoxyfile
を使うと, 例えば次のようなドキュメントになる.
-
OUTPUT_LANGUAGE = English
としたDoxyfile
を使うと, 例えば次のようなドキュメントになる.
注意点
Doxygen 1.8.8 以前のバージョンには, 言語 ID が Japanese-en
のようにハイフン -
を含んでいると \~
による言語切替が無視されるという問題がある.
この問題は Doxygen 1.8.9 以降では修正されている.