概要
画面フローで、オブジェクト内のレコードを検索・指定することができるルックアップコンポーネントの設定でつまづいたので。
※作成時のバージョン:Spring '24
登場する設定項目
ルックアップコンポーネントをキャンバスに配置すると、設定項目がずらりと表示されます。

| 項目名 | 概要 |
|---|---|
| API参照名 | このコンポーネントのAPI参照名 |
| オブジェクトAPI参照名 | フローに表示させたいルックアップ項目があるオブジェクトのAPI参照名 |
| 項目API参照名 | フローに表示させたいルックアップ項目のAPI参照名 |
| 表示ラベル | このコンポーネントの表示ラベル |
| レコードID | デフォルトで選択されるレコード(1つ) |
| レコードIDコレクション | デフォルトで選択されるレコード(複数) |
| 最大選択数 | ルックアップで選択できるレコードの最大数 |
| 必須 | このコンポーネントを必須入力にするか |
つまづいたところ
ぱっと見たイメージ、「オブジェクトAPI参照名」に、ルックアップで検索したいオブジェクト を入力できそうですが、それでは正しく表示されません。
たとえば、ケース(Case)オブジェクトをケース件名(Name)項目でルックアップしたいとき、
以下のように設定をしてもうまく動作しません。
これは「指定した項目がルックアップ項目でない」ために発生します。
ここでいう「ルックアップ項目」とは、データ型が「参照関係」または「主従関係」のものをさします。
このコンポーネントは「既存のルックアップ項目を利用して画面フローに表示する」ものであり、オブジェクトと項目を選べばなんでもルックアップ項目になってくれるわけではありません。
正しい設定
上述の通り、「既存のルックアップ項目」を指定して呼び出すコンポーネントなので、該当の項目が存在するオブジェクト・項目を指定してやると動作します。
画像の例では、カスタムオブジェクト(ServiceCommunity__c)に作成した、参照関係項目(RelatedCase__c)を指定しました。
「ケースを検索...」となり、検索したいオブジェクトの表示ラベルが表示されれば正しく指定されています。

おわりに
「こんなところで!?」というところで落とし穴があったりしますが、フローはやっぱり便利なのでついつい頼ってしまいます。
