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R Markdownで任意の文字列に任意のclass/idを付与したspanタグを挿入

Last updated at Posted at 2017-08-30

タイトルの通りです。jQueryの練習がてらやってみました。

R Markdownが読み込んでいるもの

R Markdownの基本outputであるhtml_documentには、Bootstrapというデザインワークフレームが組み込まれています。その関係で、jQueryも合わせて読み込まれています。したがって、意図的に除去しない限りはこれら2つは標準で利用可能となっています。

これら2つが使えるということは、Webにおけるいろいろな要素を簡単に組み込むことができます。そこで今回は、R MarkdownにBootstrapのBadges機能を実装R MarkdownにBootstrapのLabels機能の実装を応用して、タイトルの内容をjQueryを利用して実現させてみます。

目標

  • htmlタグなし
  • 楽に設定できる

こんなところですかね。

実装

できました。流れは上述したBadge機能やLabel機能と同一で、JavaScriptの部分を以下の内容に差し替えます:

$(function(){
  $("strong").each(function(){
    var txt = $(this).text();
    if((/^sp\[.*\]/).test(txt)){
      var strText = txt.split('\] ')[1];
      var arrSelector = txt.split('\] ')[0].match(/\[(.*)/)[1].split(' ');

      var arrClass = arrSelector.filter(function(item, index){
        return (/^\./).test(item);
      });
      var strClass = ""
      if(arrClass.length) {
        strClass = arrClass.join(' ').replace(/\./g, '');
        strClass = "class='" + strClass + "'";
      }

      var arrId = arrSelector.filter(function(item, index){
        return (/^#/).test(item);
      });
      var strId = ""
      if(arrId.length) {
        strId = arrId.join(' ').replace(/\#/g, '');
        strId = "id='" + strId + "'";
      }

      $(this).replaceWith("<span "+strClass+strId+">"+strText+"</span>");
    }
  });
});

jsのコーディング規約とか全く知らないので,汚い書き方になってしまいすみません。内容の解説は省略します。このjsコードを読み込ませておき、Rmd上では以下のようにします:

あああ **sp[.hoge .fuga #piyo] あああ**

このように、強調を指定する**で対象を挟み込み、先頭にsp[(文字列)]があると反応するようにしました。半角スペースも検出に利用してますので、半角スペース必須です。ちなみに、こういう感じになります:

23232254333.png

解説

特にないです。考え方などは前の方にリンクした記事を参照してください。

雑感

当初は簡単だろうと思ったのですが、想定以上に手こずりました。。。あと、本家Pandocの最新版では任意の属性(class/id以外も対応)を付与する機能が追加されています:

mdでの表現方法は違いますが、結構近いところを考えていたんだなぁと。なおこのPandocの機能は2017/08/30現在のRStudio安定版(v1.0.x)では組み込みPandocのversionが低いため対応していません。RStudio Preview版なら組み込みPandocが新しくなって対応しています。てことで、このテクニックは古いPandocを使っている方向けの内容となります(あまり意味がなかった)。まあ個人的にはいい勉強になったんでよかったです。

Enjoy!

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