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OpenClawに「論文サーベイ~要約~Slack通知」パイプラインの開発・運用を頼んだ話

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Last updated at Posted at 2026-04-05

伝えたいこと

  • OpenClawは、自然言語で指示しながら環境構築・実装・運用補助まで進められるAIエージェント。
  • OpenClawは、環境構築から開発、運用までをワンストップで担える。そのため、OpenClawの実行環境さえ確保できれば、同じ機能を持つシステムを自力で頑張って作るよりも、はるかに楽に構築・運用できる。
  • OpenClawはOpenAI Plusで駆動でき、ローカルAPIサーバーも立てられるため、AIタスク(論文要約など)を含むシステムの構築・運用に最適。

きっかけ

  • 駆け出し研究者を自称しつつも、大学在学時から論文サーベイが苦手だった(アイデアベースで考え始めてしまい、車輪の再発明をしがち)。
  • サーベイを習慣化するためにGoogle Scholar Alertsを利用しているが、ノイズも多く、端的な要約を手軽に読めるようにしたいと考えた。
  • また、生成AIに論文を投げると良質な要約が得られるが、数多くの論文に触れるためには、要約生成作業自体を自動化したいと考えた。

開発目的

  • Google Scholar Alertsからの論文情報を自動で取得し、要約生成AIに投げて要約を生成し、Slackに通知するパイプラインを構築・運用すること。

着眼点

  • 開発・運用自体は自分のやりたいことではないため、丸ごとAIエージェントに委託したい。
  • そこで候補にしたのが、やりたいことを自然言語で伝えながら、ローカル環境で作業を進められるAIエージェントのOpenClaw。
  • 近年、OpenClawは環境構築~開発~運用を1ストップで担えるツールとして注目されている。

➡ そこで今回は、自分で細かく実装する代わりに、OpenClawに「Google Scholar Alertsから論文情報を取得し、要約を作成して、Slackに通知する仕組みを作ってほしい」と依頼して進めることにした。

開発アプローチ

  • 古いPCにUbuntuをクリーンインストールし、OpenClawの実行環境を構築。
  • OpenClaw、Gmail API、Slack APIを設定。
  • OpenClawに自然言語で実現したいことを伝え、必要なコードの生成、実装、実行設定を順に依頼。

開発の様子

Ubuntuのクリーンインストール

OpenClaw, Gmail API, Slack APIの設定

OpenClawへの依頼

  • 最初の依頼はかなり雑でもよい。対話しながら、「どのメールを読むか」「要約をどう整形するか」「どこに通知するか」といった仕様を徐々に固めていく。
  • image.png
    image.png

開発したパイプライン

  • Gmailから取得した Scholar Alerts を起点に、論文URLごとに本文取得・要約・通知までを自動化している。
  • 本文取得には PDF > Tavily > HTML のような複数の経路を持たせ、Bot対策や JavaScript 依存のページでも、できるだけ要約できるようにしている。
  • 1本の Python スクリプトを中心に外部サービスをつなぐ比較的シンプルな構成にしているため、後から挙動を追いやすいのも利点だった。

運用の様子

  • Bot対策で内容が読み取れないこともあるが、ひとまず要約は生成できている。
  • image.png

注意点

  • 要約以前に、論文をWebサイトから取得する段階でBot対策に引っかかることがある。TavilyなどのWebスクレイピングツールを併用すると、ある程度は改善する。
  • SlackよりもDiscordの方が、トーク履歴が消えないことや、AIエージェントの入力中に「入力中...」が表示されて止まっていないと分かることなどの点で、使いやすそうだった。
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