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稼ぐために知っておきたいIT人材紹介会社の10の選び方

Last updated at Posted at 2016-04-22

◾️Qiita記事
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まず、最初に言っておきたい。
IT業界の人材紹介会社の営業マンは

「クソ」だ。
「ウンコ」だ。
「営業マン」と書いて「ウンコマン」と呼びたいくらいだ。

私はエンジニアになる以前、不動産業界で競売という住宅ローン滞納で差し押さえをくらった物件を買っては銀行と債権交渉をし、転売するというアコギで超ブラックな業界の営業をやっていたり、営業スキルの最高峰と言われる某大手生命保険会社で営業をやってきたが、このIT業界に入って思ったことは、「営業マンがウンコすぎる」ということだ。

フリーランスでやっていくとこういった人材紹介会社(現場に入れる案件を紹介してくれる会社)を使うケースはよくあるが、この人材紹介会社の選び方、営業マンの選び方というのがフリーランスで稼いでいくためにはとても重要なことになる。

こういった会社はいわゆる紹介業、仲介業と呼ばれるが、その実態はとても低レベルな会社ばかり。
派遣業とは違うけど実態は派遣業というグレーな業界で、派遣業じゃないから免許がいらず、資格もいらず、登録もいらずに簡単に紹介会社を開けてしまうので、低レベルな会社や低レベルな営業がほとんどだ。(まぁ、派遣業も低レベルだが)
私の知人にもこの人材紹介会社を経営している人がいるが、その社長もやはり「IT業界の営業マンは低レベルな奴ばかりだよ」と嘆いている。

前提として押さえておくべきこと

まず、紹介会社を選ぶ上での大前提がある。
それは、私たちエンジニアはIT業界では「物」だということ。
人材紹介会社の営業というのは私たちを「物」として見ている。
営業をやっていた自分が言うのもなんだが、営業というのは「自分の利益だけを考えている」と思ってもらいたい。
「私たちをどこの現場にぶち込み、いかにトラブルなく、楽をして、毎月多くの中間マージンを抜けるか」
を考えているのが営業だ。(ちなみにそれが稼ぐという意味では正常なんだが)
だからこそ、そういった奴らとどう渡り合っていけばいいのかということが重要になる。
ちなみに「あなたのために協力したい」「一緒に良い案件を見つけていきましょう」と営業スマイルで親身を平然と装い信頼を得るのも営業スキルの1つだ。

1.面談をしてみたら聞いていた話と違うような営業はやめる

面談前日に連絡を入れて、案件内容に変更がないか客先へ確認するのは当たり前だ。
それも怠っているというのはただの業務怠慢でしかない。
ちなみに低レベルな営業マンは「謝ればいい」と思っている。だからこういう基本的な事も注意を払わない。
勝負は1度きりだという自覚がない。
そういう営業に謝られても私は切り捨てる。
ちなみに営業マンがダメな会社は会社自体もそれなりだ。

2.名前の漢字を間違える営業はやめる

保険会社ではお客の漢字を間違えた時点で「ダメ営業マン」のレッテルを貼られる。
しかし、IT業界では漢字を間違えてもなんとも思わない営業マンが多いようだ。
私は苗字の漢字が何種類もあるので、よく間違う営業マンが多いが、その時点でその営業マンとはおさらば。
「そんなことで」と思うかもしれないが、相手の名前を軽く見ているというのは、相手を軽く見ているという心理から来ていることが分かっていない時点で営業失格だ。

3.面談に来させようとする営業マンはやめる

一度面談したいので〜と来社を促す営業マンが多いが、そういう営業に私は言っている。
「お前が来い」
営業マンなら客先まで来るのが当たり前だ。あぐらをかくな。
(最近はスカイプ面談も増えてきたようだが、対面でしか伝えられないものがある)

4.事前にスキルシートをよく読んでいない

論外。
書いてあることをいちいち話させるな。

5.質問攻め

私は面談はいつも10分もせずに終わり、先方から「ぜひ」と言われていた。
営業をやっていれば人を見る目が養われるので1,2分も話せば相手が出来る奴かどうかは分かる。余計な質問は野暮でしかない。
余計な質問をするということは、その感覚がないということ。
営業としては低レベルだ。

6.深掘りできない

例えば「週4勤務がいい」とか「BtoCサービスの現場がいい」と営業へ話し、ただそのまま探している営業マンが多い。「なぜ週4がいいのか?」「なぜBtoCなのか?」という深掘りをしていかない。理由によっては別の案件も提案できるからだ。
保険の出来る営業マンはこの「深掘り」がとても上手い。
そういうスキルがない営業マンは3流だ。

7.自分の都合の良い時だけレスポンスが速い

面談とりつけるための提案はものすごく速いが、都合が悪い時にはレスポンスが遅いパターン。
しょうもない。

8.現場担当とエンジニア担当とで営業が分かれている

フリーランスになりたての頃や、経験が浅い場合、「勉強してすぐに追いつきます!」という熱量も大事になってくる。しかし、現場とエンジニア担当とで営業が分かれている場合、面談した営業に話した熱量はそのまま伝わらない。
営業から営業へ伝えられた時には既に熱量は減り、さらにそれを現場の採用担当に話す頃には冷めたスープ状態だ。

9.大手は使わない

フリーランスで稼ぎたいのなら大手の人材紹介会社を使ってはいけない。
世の中に出回っている案件はみんなどこの会社でも共有しているし紹介できる。その会社だけの独占案件なんてのはまずない。
しかも、大手だからと客先からの単金が高いわけでもない。営業スキルが高くて単金交渉してくれるわけでもない。(営業はまず客先や自分にダメージがある単金交渉をしたくはない)
中間マージンも、大手の場合広告費や人件費にお金をかけているし、既に社内が体系化されていてマージンを下げることが出来なかったりするからだ。
だから名の知れたところより小さめなところがちょうどいい。
(小さい会社も囲っているエンジニアが少ない分、マージン下げてでも囲いたいという心理がある)

10.中間マージンは1割がいいとこ

仲介会社が取っているマージンがどれくらいか知っているだろうか?
大抵は「3割」だ。妥当だと思うだろうか?
そう思うなら、あなたは稼げていない人だろう。(ちなみにもっと取っているところも数多くある)
例えば、単金が100万(客先から出る金額)だとして、間に一社仲介会社を挟んでいるとすると毎月30万持っていかれ、自分に入るのは70万しか残らない。
じゃあ、その毎月30万の根拠はなんだろう?営業は毎月30万の仕事をあなたにしてくれているのだろうか?
(実際は仲介会社の利益分や営業人件費、家賃もろもろの会社運営費が入っているので厳密には違うが)

仲介会社がやっている事と言えば、毎月数十万の広告料を払って毎月何十人というエンジニアを集客し、個人情報を収集し、エンジニアのプールを作り(実際にITの営業ではエンジニアのプールと呼んでいる)、
ネットなど世の中に出回っている案件からエンジニアの要望に合うものがあればプールからエンジニアを出してやり、面談に同行し、面談では何も話さず地蔵になり(エンジニアは自分で頑張るしかない)、客先とエンジニアと書類を交わし、あとは毎月請求書など事務処理するだけだ。
(文字にすると結構長かった)

こんな営業とは名ばかりの事務員に30万中抜きさせる価値があると思うだろうか?
1割の10万を毎月マージンとしてあげてやってるだけでもあげすぎなくらいだ。
同じスキルのエンジニアでも、ここを抑えるだけで毎月20万収入が違ってくるということだ。
毎月MacBookProが買えてしまうということだ。
(そんなにいらないけど)

...To be continued...

まとめ

ちなみに、こういう現状になってしまっているのはエンジニア側も悪い。
ビジネスを知らず、交渉を知らず、無難に穏便にすませたいThe日本人の内気なモノ言わぬ株主状態になってしまっている。
だから、低レベルで金だけ抜き取るようなウンコ臭漂う輩が増えてしまっている。
しかし、今回のような話も含めて、私たちのすぐ近くに私たちが今より20万、30万もそれ以上にも稼げる方法は転がっている。
でも、それを「知らない」「知っていても手を伸ばす勇気がない」「無理だと諦める」
「ただ、それだけ」なのだ。
大事だから、もう1度言う。

「ただ、それだけ」なのだ。

答えはいつもシンプルだ。やるかやらないかだ。
稼ぎたいなら「やる」という選択をこれからしていこう。

これを書いてる人

プログラミング学習サービスやら、ペットサロン予約サービス、風俗検索サービスなど色々とやっている「かずきち」です。
■運営サービス一部
http://crazy-wp.com/
http://webukatu.com/
新宿のホストから不動産・保険の営業を経て、HTMLって何?という状態から3ヶ月独学でプログラミングやデザインを学び、IT業界で1年間実務経験を積んで年収は1本超え。現在は起業家としてサービス運営やら不動産運営をしています。

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