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ウェブカツ運営者が語る!エンジニアで稼ぐために大切な20のコト

Last updated at Posted at 2015-06-03

プログラミング学習サービスやら、ペットサロン予約サービス、風俗検索サービスなど色々とやっている「かずきち」です。

◾️Qiita記事
WEBサービスで起業したい人に読んで欲しい20のコト
ウェブカツ生を雇わない?転職できない?著作権無断使用の炎上から1年を経て思うところをぶっちゃける。
テックキャンプをウェブカツ!! 顧問が徹底レビューしてぶった切ってみた

■運営サービス一部
http://crazy-wp.com/
フリーランスエンジニアを育成するオンライン最大級のプログラミングスクール「ウェブカツ」
http://webukatu.com/

■プログラミングスクール「ウェブカツ」の出版本
「小学生からでもプログラミングを楽しく学べる漫画作りたいなー」と思い立ち、外注してウェブカツで漫画本を作りました。KADOKAWAさんより出版しています。
はたらくプログラミング 完全版 (コミックエッセイ) KADOKAWA ウェブカツ
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新宿のホストから不動産・保険の営業を経て、HTMLって何?という状態から3ヶ月独学でプログラミングやデザインを学び、IT業界で1年間実務経験を積んで年収は1本超え。現在は起業家としてサービス運営やら不動産運営をしています。
IT業界でエンジニアをしていた中で、あーだこーだ言って何も稼げない人、行動できない人、安月給で働かされてる人って多いなぁという思いから、自分の経験も踏まえて稼ぐために大切な考え方をここにまとめておきます。
(ちなみに現在も経営者の傍でエンジニアとしても週3日ほど出ており、エンジニアの現場収入だけでも単金150万(月150万)いただいています。おそらく、これだけの単金もらってる人はIT業界には1%もいないでしょう。でも、エンジニアレベルでいえば並より上程度です。)
エンジニアとして働くだけでなく、これから起業したいという人にも勉強になる内容になってます。

先にこういうの読んでおくといいです。‬

■動画
‪【島田紳助】出世する人しない人の違いを知ると本当に悲しくなる https://youtu.be/xKkfJmwhbN8
島田紳助 お笑いの教科書 特別講義 https://www.youtube.com/watch?v=ACs0N_7EV-s
↑お笑い芸人で「稼ぐ」のとエンジニアや経営で「稼ぐ」ってもの実は凄く似てるんです。根本は同じ。

■漫画・本
ロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」
漫画「インベスターZ」
↑「お金」というものがどういうものなのか、世の中の「当たり前」が当たり前でないことがよく理解できるはず

■映画
「ファウンダー〜ハンバーガー帝国のヒミツ〜」
「スティーブ・ジョブズ」
「ソーシャル・ネットワーク」
↑大企業の名だたる人ほど人を騙し、蹴落としてでも稼いでいるってことがよくわかるでしょうね。ビジネスは戦争だってことが理解できるはず
。エンジニアほど純粋無垢で、いわゆる「ガキ」「子供」から脱出できていない人はいないなと思います。

あと売れてる営業マンの本もろもろ読んどくといいです。

余談ですが、
最近、フリーランス向けのエージェントと契約しようとしてアホみたいに搾取される契約条項を提示されました。

準委任契約なのに善管注意義務以上の損害賠償範囲があり、秘密保持もガチガチ。
何か問題があっても責任だけエンジニアにきて、エージェントは甘い汁だけ吸える契約内容。

こんな契約が今でも当たり前のように横行してるって、物言わぬエンジニアってほんと搾取されやすい人種だなって思います。
(ちなみに私は昔、競売屋という仕事をしていて、法律片手に債務者から金を巻き上げていた銀行や自治体から金をむしり取って債務者へ返すっていうお仕事をしてたので、法律系は得意。)

エンジニアは、こういうのも見とくといいです。エンジニア側もちゃんと声をあげましょうね。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-2173.html

1.プログラミングが「書ける」とプログラミングが「使える」は違う

プログラミングというのはあくまで「何かしらの物」を作るためのツール。
ツールを使って自由自在に物が作れなければ「プログラミングが出来る」とは言えない。
採用面接をしているとhtml・cssが出来る程度で「プログラミングが出来ます!」と言っている人もいます。
稼ぎたいなら、html、CSS、jsなどフロント側言語とphp、ruby、javaなどサーバサイド言語を使って、一つのサービスを自分でまず作れるようになること。
1つのサービスやらアプリケーションを作った事があると実務でもプロダクト全体を見通して仕事が出来るので現場によって重宝される。
重宝されれば単価も必然と上がる。
さらには収益のあるサービス運営を通して、コスト意識を持っているとなお良い。

2.稼げそうになければスッパリ辞めて次へいく

責任という名の体のいい言葉に惑わされて、会社に留まっている人が多い。
以前居た現場では、みんな安い単価で毎晩遅くまで仕事をしているのを見て、「こいつらアホか」と思ったが、一度しかない人生の時間を削っているということをもっと意識した方がいい。
自分の人生の時間はいくらかは自分で決めること。

3.会社員脳の上司が言うことは信じない

レールの上でしか生きていない人の考えは一銭のためにもならない。
保険の営業をやっていた時、上司から「このままじゃ、お前ダメな奴になるぞ?」と言われたが、「会社にぶら下がってるしか能のない奴に何が分かる」と思っていた。
そして、実際にそうなった。

4.自分を安売りしない

エンジニアというのは、「自分の技術」が商品。
もし、安い単価で働いているとしたら、それは商品をタダ同然の安い金額で売っているということ。
そんなことはビジネスとしてはありえない。
昔居た現場で、安い単価で働いている事が発覚し、以降はもらっている金以上に残業もしなければタスクも適当にやっていた。
プロジェクトマネージャから「同じ時間働くなら、もっとちゃんとやろうよ。それがビジネスでしょ?」と諭されたが、「こいつアホか」とすぐに離任した経験があるが、自分を強く持たなければ搾取され続ける。

5.人間関係や義理人情だけで行動を決めない

エンジニアだけの話ではないが、世話になってるからといって、安月給で搾取されてる人が結構いるなぁと思う。
ちなみに知り合いは、小さい子供もいてエンジニアスキルも私よりあるにもかかわらず、「先輩が紹介してくれた所だから」という理由だけで月25万しかもらえない会社で働いている。
人生どっちが大事なのだろうか。

6.稼げるかどうかは努力だけでなく環境にもよる事を理解し、稼げる環境へ身を置くこと

これは、保険業界ではよく言われていることだが、
野球選手がメジャーに進出して何倍にも年俸が増えるケースがある。
しかし、その分今までの何倍も努力をしているのか?というと

「しているわけがない。」

単に稼げる環境へ移行しただけだ。
努力と収入はイコールではないということを理解する必要がある。
稼ぐためには自分の能力が出せる環境、稼げる環境に身を置くことが大切。

7.中途半端でいいから行動すること

完璧を求める人は結局何も出来ずに終わる人。な場合がほとんど。
特にエンジニア気質の人に多い。
例えば、WEBサービスを作って起業することで言えば、
「あの機能も必要だ、この機能も必要だ。このコードの書き方じゃ保守性が悪い。ちゃんとテストしてバグを潰さないと。クレーム来たらどうしよう。」などなどとついつい考えがち。
しかし、そんなことは「お金を稼ぐ」という目的に立った時には「どうでもいい。」こと。
ウォーターウォールなど含め一般社員は「失敗しないこと」が賞賛され「考えてから行動する」が大事とされるが、
こういった考えは起業をする上では全く逆になる。
「行動しながら考える」ことをしなければいけない。とりあえず作って出し、後から巻き取っていけばいい。

8.知識の格差が利益になる

これは、起業する際にも大切なことだが、「お客は何に対してお金を払うのか?」を考える必要がある。
例えば、私はWordPressのテンプレートを販売している。
PHPやデザインが出来る人であれば、「そんなんお金払ってわざわざ買う必要ない」と思うだろう。
しかし、実際にはこのテンプレートはかなり売れている。
なぜなら、大抵の人は「PHPやデザインが出来ない」から。
人は「自分が出来ないことや面倒なこと」に対してお金を払っている。
だから、このテンプレートはプログラミングが出来ない個人経営のお店や自分で一からテンプレートを作るのが面倒な小さいWEB製作会社にウケている。
エンジニアをやっているとPCスキルがあるのが当たり前になりがちだが、業界の当たり前と一般の当たり前は違うということを意識出来なければお金は稼げない。

9.頭で考えて答えを出さない

昔ちょっと流行った養老孟司の「バカの壁」のようなもので、
「頭のいいバカ」が増えている。
頭の中だけで答えを出し、行動する勇気がないのをもっともそうな理由を並べて正論化している。
例え考えて出した答えと行動して出した答えが同じだったとしても、実は全く質は違うもの。
そして、大抵は行動してみると考えていた程でもないことがほとんど。

10.目先の利益より将来の利益を考える

これも、結構多い。目先の5万、10万のために仕事をしている人。
目先のちょっとの利益を考えている限り、大きく稼ぐ事はできない。
例えば、毎月安い賃金で遅くまで残業している日々の中で新しいスキルを身につけるのは困難。
それならいっそ、辞めてしまい1年でも引きこもって自宅で独学でスキルをつけて再スタートした方が一気に単価がアップできる。
(実際にその行動に踏み出す思い切りがあるかどうかだけ)
私はそのおかげで年収300万から一気に1000万へ収入がUPした。

11.大企業の経営者や億万長者の言うことは信じない

起業したい人向けの話だが、こういった話は恵まれた環境でしか出来ない事がほとんど。
これを知らずに「なるほど。俺も同じように〜」と考えているのはアホ。
0から1を作る考えと1を2にする考えや苦労は別もの。

12.プロにはなるな。プロは雇えばいい

これも起業したい人向けだが、経営者の人達の中では当たり前の様な考え。
起業していきたいなら、エンジニアとしてプロを目指してはいけない。
起業したての頃は人も集まらなければ資金もない。
そうなると営業、マーケティング、デザイン、開発、経理、マネジメントまで全部自分でやらなければいけない。
起業をしたいなら、一つの事を突き詰めるより色々な事を幅広くできるようになる必要がある。

13.技術バカになるな

稼ぐというのは、学校のテストと同じで2通りの方法がある。
1つは「1教科で満点を目指す」というもの。いわゆる「プロ」になるということ。その道を極めていく職人。これは、かなりの苦労と元々の頭の良さも必要。なれるのも、一握りの人間だ。
もう1つはというと「総合点を目指す」というもの。これは誰でも出来るものだ。
1教科で100点目指すのは大変だが、5教科でそれぞれ60点取れれば、合計で300点だ。
実は、一つのもので満点を目指そうとしているエンジニアが多い。めちゃくちゃ頭がいいなら別だが、そうでなければギャンブルをやっているのと変わらない。
エンジニアでいえば、「エンジニア技術だけを学ぶのに頑張っている」ということだ。
そもそも、なぜプログラミングがあるかを考えよう。なぜサービスがあるのかを考えよう。
サービスは利益を出すためにある「手段」であって、そのサービスを作るツールの1つとして「プログラミング」があるに過ぎない。
エンジニア技術はもちろん大事だ。
しかし、他にももっと学ぶべきことがある。

14.プログラミングは稼ぐためにある

よく、この記事まとめに「コードが汚い」とか書かれてることがあるが、
私から言わせれば

「そんなもの、どうでもいい」

私はコードをキレイに書こうなんて、これっぽっちも思わない。(見やすさや使い回しやすさは大事だが、開発スピードとの兼ね合いだ)
そういうことを考える人は、プログラミングは何のためにあるのか見直した方がいい。
よく現場でも、時間をかけてキレイなコードを書いている人がいるが、「こいつバカか」と思ってしまう。
プログラミングはサービスを作るためにあり、サービスは会社が利益を出す手段でしかない。
プログラミングというのは、会社が利益を出すための手段を実現するための「ただの道具」でしかない。
利益を上げるための「ただの道具」だ。
そこに芸術性だのキレイさだのなんてのは、独りよがりオタッキーの何物でもない。
もちろん、会社にとってキレイなコードを書くことが第一であればいい。金融系や業務系はなおさらだ。
しかし、WEBサービスしかり、キレイに書くことよりも早くサービスを公開し施策を打ち、集客・利益を上げることの方が大事だ。
(マネジメント層は利益を求めるのになぜかエンジニアは真逆の事にこだわるからタチが悪い)
キレイさを求めて利益を得る機会を逃すなんてのは、そもそもの仕事をする人間として失格だ。

15.コミュニケーションを大事にしよう

これはプロダクトマネージャーやリーダーなどマネジメント層にも言えること。
現場によっては、ミーティング以外ではほとんど話さず、真横にいるのにslackなどチャットツールでやり取りしている。
私はそういう現場は大嫌いだし、そういう現状にしてしまっているPOやPM、LDは低レベルだ。
(技術力がいくらあろうが、低レベル)
ハッキリ言っておく。

「マネジメントとは、工程を管理することではない。」

これは、私が年収1億レベルの営業トップの人達がいる世界の中で揉まれた経験、外資系で世界を飛び回ってマネジメントを教えている人と話をしても感じるところだ。
マネジメントで一番大事なのはコミュニケーション。人を気持ちよく上手く動かすことだ。

IT業界では、エンジニアもマネージャーも必要な時だけコミュニケーションを取っているところが多い。
しかし、生産性の高い現場というのは「コミュニケーションが活発で無駄話が多い」

なぜなら、
分からなきゃすぐ聞ける環境だから。

必要な時だけコミュニケーションを取る現場ほどエンジニアが1人で悩んで時間をかける。
しかし、1時間悩むぐらいなら、5分悩んで分からなければすぐ聞いて、お互い10分かけて20分で解決させた方が効率はいい。
私なんてすぐ聞いてしまうし、なんなら「お願い!」とタスクを降る。
さらにマネージャーなどとの普段からのコミュニケーションが活発であれば、要件についても気軽に話せ、認識齟齬や抜け漏れも防げる。
しかし、そうするためには、普段のコミュニケーションで風通しをよくしなければ難しい。

コミュニケーション力はPCと向き合っているエンジニアであっても、絶対に不可欠なことだ。

16.酒でも薬でも使えるものは使え

酒はいい。ほろ酔い程度であれば気分が高まり、集中力も増して、行動力も上がる。
アジャイルプログラミングのように「ほろ酔いプログラミング」を提唱したいくらいだ。
(実際、私の従業員にはほろ酔い程度であれば酒を飲みながら仕事OKにしている)
薬もいい。今ではネットで簡単に脳内物質を高める薬が買える。私は集中できない時などはそういったものを活用して意識を高めている。(実際、作業がはかどり、生産性が上がる)

そういうことを言うと「そんな薬なんて怪しいものはちょっと・・」とか「酒に頼るなんて」と考える人もいるだろう。
そういう人に言いたい。

「だからお前は稼げないんだ。」

今では一流芸人となった雨上がり決死隊の宮迫も昔は酒を飲んで番組に出ていた。
医者は疲れた時には栄養剤の入った点滴を自分で打っているし、脳内物質を高める薬を普通に飲んでいる。
能力とは脳内物質や電気信号でしかないということを理解しているからだ。

根性も大事だが、その根性を生み出しているのは脳内物質でしかない。
だから、脳内物質を高めるだけで能力は大分違ってくる。

稼ぎたいなら怖がるな。
試せ。

不細工な芸能人がモデルとして売れたいなら整形をすればいいのだ。
答えというのは実は簡単なものだ。

ちなみにうちのプログラミング学習サービス「ウェブカツ!!」もめちゃくちゃ怪しく胡散臭くしている。
怪しいものに飛び込む勇気のないやつ、騙され覚悟で行動していけない奴なんて、どこいっても稼げやしないからだ。
(社員でぬくぬく会社から金を「もらう」だけなら出来るだろうが)

稼げない人というのは、簡単な答えに対して躊躇をする。
変に固執する。プライドを持つ。

お笑い芸人のフルーツポンチの村上のようなものだ。
売れている芸人に対して、「そんな風に売れたくはない」「それはお笑いじゃない」と言っている。
とても、しょうもない奴だなと思ってしまう。

私も、風俗業をやっているが、最初は躊躇した。
「そんなもので金を稼ぐなんて、、、」「周りに胸張って言えないよな、、」

しかし、そこを何も考えずに飛び込むことにした。
そして今は胸を張って言えるし、全く後ろめたさもない。初めて会った人にも、自分の子供にでさえ胸を張って言える。

稼げない人ほど何かにつけてどうでもいいプライドを持っている。
そんなしょうもないプライドは捨ててしまえ。

17.実はおかしいフリーランスの実態

現場にいると毎日遅くまで働き、納期に間に合うように結果にコミットしているエンジニアが多い。
そして、それが「当たり前」であり、「いいことだ」という空気が出来上がっている。
「プロ」であれば当たり前だ。と。

しかし、経営者としての観点から言うと「上手く搾取するための言葉」でしかない。
ディズニーのように「お客さんのため」「笑顔のため」「さぁ、働こう(馬車馬のように)」という感じだ。
私が昔、保険会社にいた頃は、その時に「人の死」というものを嫌という程刷り込まれ、「私たちは素晴らしいものを売っているんだ」という洗脳をさせられていた。

私たちはほとんどが「刷り込まれている」ということに気づかなければいけない。
「当たり前」が実は「当たり前ではない」ことがほとんどだということに気づかなければいけない。

フリーランスエンジニアであればなおさらこの実態に気づくべきだ。
大抵の人はエージェントを介しているだろう。しかし、その契約形態を知っているだろうか?
「準委任契約」だ。
準委任契約は実は「成果物」が求められない。
また、「業務委託契約」では、「働く場所」「働く時間」「指揮・監督される」ことには制限を受けない。
もし制限があれば、それは客先との「雇用契約」を結んでいることになる。
(法律上、どんな契約を結ぼうとも「その実態」で雇用契約かどうかが判断される)

それは、「多重派遣」や「偽装請負」という扱いになり違法行為だ。
昔、人材紹介会社で最大手だった「グッドウィル」のように。
しかし、どのエンジニアも社員も「さも当たり前」のように働いている。
「当たり前」とはなんだろうか。

18.優先順位を間違えるな

成功しない人ほど優先順位を間違えている。
例えば、私が目の前に稼げる案件を提示しても、稼げないものに時間を投資する。
ほとんどが、金の稼げないやりたい事だけやっておきながら、『金稼ぎたい』『大きい事をしたい』なんて言ってるから救いようがない。
ポテチ食いながら『痩せたい』と言っている奴と同じだ。

19.底辺の人間だとまず認めろ

お金を稼ぎたいと思っているが行動できていないエンジニアに時給○万円もらえる仕事があるが、一緒にやらないか?という具合にエンジニアに話しをもちかける。
すると

「そんなものに時間をかけたくない」

と言う。
しかし、何かもっと凄い事をするために行動しているわけでもない。
平日は仕事終わって家でゴロゴロ、土日も家族サービスだけだ。
技術書を読んで勉強していたとしても、それはビジネスではなくただの「読書」。
金にならなければただの「趣味」だ。

こういう人は結構多い。
そういう人に私はこう言おう。

「お前はスティーブ・ジョブズか?」

勘違いもはなはだしい。
自分をなんだと思っているのだろうか?
行動できてない時点で「底辺の人間」だと自覚した方がいい。
「金を稼いでいる」のではなく、
「金をもらっている」人間だということを自覚した方がいい。

金を稼ぐにはまず現状を認めることだ。
人間というのは面白いもので、いきなり首を締められると「何すんだよ!」と起こるが、ゆっくり締められると気づかないうちに死んでいる。

だから、自分の現状に満足もしているし不満もあるしのいい塩梅のバランスが実は「一番危ない」。
その現状から変われないからだ。

なぜなら、強烈な「想い」をもてないからだ。
私は常に自分に対して、「稼げてない俺なんて死んだ方がいい」と思っている。

人はぬるま湯につかるとなかなか出られない。
出るタイミングがわからないからだ。
だからこそ、一気に熱いお湯に誰かが変えてあげなければいけない。もしくは、自分で気づくことだ。

「あ、俺、ぬるま湯につかってんじゃん」
てね。

自分の現状を認め、卑下し、現状に対して思いっきりの不満と怒りを持つことだ。
「俺は何をこんなところでやっているんだ!」という怒りと悲しみと死にたくなるような気持ちを受け止めることだ。
それが、あなたの行動の「原動力」になる。

行動のガソリンになるものは「不満や怒り」か「快楽や欲求」の2つしかない。
中でも「不満や怒り」が一番原動力として爆発力がある。
だから、「自分の現状」を認めることだ。

20.1割になれ

うちが運営する「ウェブカツ」でも生徒に詳しく伝えているが、
「稼ぎたい」と思ったらどうすればいいのか?
とても単純な話だ。

年収2千万以上もらっている人は全国で1%程度だ。
1千万でも5%程度。
ほとんどの人が数百万円台ということになる。

もちろん、その中には恵まれた環境や素質で稼げている人、たまたま稼げている人もいるが、多くは違う。
数百万と数千万では、「確実に」何かが違う。

結果は行動からしか生まれず、行動は「考え方」からしか生まれない。
ということは、「考え方=物事の捉え方」が違うわけだ。
ということは、9割方の人たちが考える「考え方」と1割未満の人たちの「考え方」が『違っている』ということだ。
ということは、9割方の人たちが考えるいわゆる「一般」的な考え方、物事の捉え方があるのであれば、
それとは逆を行けばいけばいいだけだ。

あとがき

企業から搾取されているエンジニア達、ぜひ自分で立ち上がって自分の人生を勝ち取って欲しいと思います。
行動しなければ何も生まれません。

P.S.

なんだか「エンジニアとしての話じゃない」だの「コードや設計は大切だ!」という根本が抜けた議論をする人もいるので、いちいちそれに答えるのもめんどくさいので付け加えておく。
「エンジニア」のベースは「ビジネスマン」だ。
金をもらっている以上、ビジネスマン。相手があり、相手の要望があり、それに答えるのが勤め。

コードや設計が大切なのか。
それは、客が決めることだ。要件が決めることだ。スケジュールが決めることだ。需要と供給が決めることだ。その時の自分のステージでも決まることだ。
あなたが「必ず大事」と決めることではない。

そんなことを言っている奴というのは、1人でオナニーばっかしてる奴と変わらない。独りよがりだ。
(これが実際の現場なら、すでに仕様に対しての認識齟齬。が起こってることだろう。仕様への認識齟齬があるまま物作りをしていてエンジニアと言えるのか??)

さらに言えば、「エンジニア」という垣根はなくなりつつある。
WEB業界でいえば、プログラマーはシステムエンジニアの領域もするし、バックエンドがインフラもやり、フロントエンドがデザインもし、デザイナーがjs書いてたりもする。
「エンジニアとはこういうものだ!」というのは宮大工みたいに「大工とはこういうもんや!」と言ってるようなもんだ。

IT業界はよく建築業界に例えられるが、
建築業界では「カンナの掛け方一つでも、こんな奥が深いんだよ〜」と自慢して「すげー!」って言われてた人たちが、
今では、電動工具に置きかわり、効率化され、職を失っている。
IT業界も、AIがコードを書き、デザインするようになるだろう。(いつか知らんけど)
もちろん、NASA行って働くとか、Googleで年収3千万もらいたいなら、いわゆる「職人堅気」な人が重宝されるだろうが、年収1本程度ならこの考え方で稼げてしまう。市場はいっぱいあるからだ。

さらに言えば、IT業界は人材不足なわけだ。
(ちなみに今フロントエンドが大手にはめちゃくちゃ足りてない。逆に言えば、高単価獲得のチャンスだ。)
それなのに「エンジニアとはこうだ」というコアな人たちがエンジニアという職業への転職のハードルを上げている。
コアなファンが新しいファンの参入を阻害しているファンクラブのように。
コアが悪い訳ではないが、もっと業界全体を見ろ。と言いたい。

実際こんな記事が出てしまうって僕は結構深刻なことだと思う。↓
https://qiita.com/gilly/items/aed8eab37d0f72d6106d

また、私のエンジニアレベルをありがたくも酷評してくれている人がいるようだが、市場としては私のエンジニアレベルは一般より上だ。
この考え方で実際に現場で何年も稼いでいる。
それが、結果だ。
もちろん、数ある結果のうちの1つだ。

ビジネスでは、結果が全てだ。
芸人がどれだけ芸に対してのポリシーを語ろうとも、結果が伴わなければなんの意味もない。
稼いでない人がどれだけ文句を垂れたところで、それが結果だ。
稼いでない人や物作りをしたいんだ!って人のことを悪く言っているわけではない。
目標があって初めて、道のりや問題、その目標に対しての正しさ、誤りが決まる。
ここで言っているのは、あくまで「稼げていないエンジニアの人がエンジニアという職で稼ぐため(たぶん今後も稼ぎ続けられる)」という目標に対して取っていく手段の中で優先度が高いもの。ということだ。

ちなみにこういった「金、金」の話をすると決まって「金ばかり追ってるとゆくゆくは行き詰まるよ。人生金じゃない。」なんて言ってくるアホがいる。
そういう奴にはこう言いたい。

「お前はガンジーなのか?」
「それだけ稼いで行き詰まった経験があって言っているのか?」

行動できない事を自己正当化するな。

木の上になる柿に手を出しても取れず、諦めた途端に「あの柿腐ってるんだよ。そうに違いない」って思う心理のやつと同じだ。(心理学では「認知的不協和」と言うんだけど)

本当は彼女欲しいのに「俺、女に興味ないんだよね」って自己暗示かかってる奴と同じ。
(そういう奴ほど目の前に好きにしていい女がいたらヤるくせにな)

まぁ、そんなものは行き詰まった時にまた考えて行動すりゃいい話。
世の中はとても単純。
トライアンドエラーする奴が必ず勝つ。
トライをしない奴はエラーもしない。

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