問題点
VSCodeは様々な用途で使われるかと思います。筆者の場合、
- コーディング(HTML/CSS/JS)
- バックエンド(PHP/Laravel)
- Python
- C/C++
など。
それぞれで必要な拡張機能は異なるにも関わらず、同じ設定・拡張機能を用いると以下のような状態に陥ることがあります。
- 不必要な拡張機能が多い(動作が遅くなる原因)
- 設定ファイル(setting.json)の見通しが悪い
改善方法
VSCode標準機能の 「プロファイル」 を用いることで、以下の項目をプロファイル毎に分離可能です。
- 設定
- キーボードショートカット
- ユーザースニペット
- ユーザータスク
- 拡張機能
構成内容は、プロファイルごとに選択可能です。
例えば 「5.拡張機能」のみ選択 した場合、拡張機能だけは他のプロファイルと分離され、1~4は「既定」プロファイルの設定に従います。
一部設定はすべてのプロファイルで同期させたい
各種設定をすべてのプロファイルに同期させることも可能です。
例えば、「空白文字の表示設定」や「ファイルアイコンの拡張機能」などは、すべてのプロファイルで同期させたい、と思うかもしれません。
以下の手順で、プロファイルごとに変更し直す必要がなくなります。
設定
設定項目左端に表示される歯車から、「設定をすべてのプロファイルに適用」にチェック。
※チェックされた設定項目は、どのプロファイルから変更してもすべてのプロファイルに適用されるようになります。「既存プロファイルの設定を上書き」という動作ではないことに注意してください。
拡張機能
拡張機能の右下に表示される歯車から、「すべてのプロファイルに拡張機能を適用する」にチェック。
※設定と同様に、どのプロファイルから変更してもすべてのプロファイルに適用されるようになります。削除するとすべてのプロファイルから削除されることに注意してください。