はじめに
8ビットCPUやマイクロコントローラに興味があり、インターネット上に公開されている情報の再現や改良を行っています。
M5Stackは、M5StackFacesが積み基板になる程度に関心があったのですが、スタックチャンの作製例にCore2が多かったので、M5Stack Gray部分は積み基板のままでした。
Hamamatsu Micro Maker Faire 2024以降、スタックチャンの筐体作製情報を収集
浜松市立科学館で開催された、Hamamatsu Micro Maker Faire 2024で、段ボールスタックチャンに出会い、型紙を入手しました。
スタックチャンの筐体作製記事をさらに探していると、100均の靴下入りカップを使った、さらにお手軽に筐体を作製できる記事も見つけました。
ボタン付きのBasicを利用可能な筐体の情報がそろったので、M5Stackの用途の検討に入りました。
プログラム作成の経験があまりないので、UIFlowやArduino IDEを使ったプログラム環境で出来ることに限定します。
何をつくろか
M5Stack Grayのボディカラーの灰色が初代プレステのボディカラーとお揃いなので、初代プレステといっしょに使える機能を実現することにしました。
M5Stackで作るファイルサーバです。
初代プレステには、外部からプログラムを流し込んで起動させる機能をもたせることができます。
プログラムを流し込むインターフェースがシリアルポートなので、M5Stackのシリアルポートをつなぐことが可能で、しかも、どちらも3.3V駆動です。
プログラムサーバの環境構築は、別記事に紹介していますので、そちらを見てください。
それでは妄想開始
ここからは、モックアップの写真で説明します。
初代プレステの電源を入れると、シリアルポートから給電されるスタックチャンが起動し、初代プレステはファイル転送待ちになります。
「起きてやー」のセリフとともに、スタックチャンが初代プレステ用のプログラムを転送します。
プログラム転送終了後にプログラムが起動し、初代プレステのモニタにも顔が表れて「おはよう、じゃまするでー」のセリフを発します。
スタックチャンは「じゃまするんなら、出てってやー」のセリフを発します。
初代プレステは、「なんでやねん!」と突っ込む
あとはプログラムを作るだけです。
おわりに
もの作りイベントに見学に行くと何か作りたくなりますが、何が作りたいか思いつきません。展示物に刺激を受けた大喜利のようなことができればと、本記事を投稿しました。
動作するものが完成したら、どこかで展示しようかと思います。